9月9日は重陽の節句
Posted on 9月 9, 2010 by 店主
奇数は縁起のよい陽の数とされ一番大きな“陽の数”である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句の一つとしてきたのです。へぇ~
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今年も一年、茨城の地酒 ibazake をご愛顧頂き誠に有り難うございます!お酒の好みは百人百色、辛口、甘口、淡麗、濃厚…ひと昔前は辛口を好む方が多かったのですが、最近は甘口、濃醇なお酒を望まれる方も増えたように感じます。尤も同じお酒であっても辛いと感じる方と甘いと感じる方がいらっしゃるのが難しいところなんですが、そこが日本酒の面白さでもあります。どんなに私が美味しい!と思っても飲み手の好みから外れてしまうと残念なお酒になってしまいます…それ故、お客様から「この前勧められたお酒美味しかったよ」の一言に安堵と美味しいを共有出来た喜びを感じるのです♪茨酒党の皆様、茨酒蔵の皆様、本年も大変お世話になりました。お陰様で2024年も茨酒屋を続けられます♪新年も相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します m(_ _)m 尚、新年は四日からの営業となります。
仕事を終えて家に帰り、温かいお風呂に入り、温かいご飯を食べる…傍らには勿論“ibazake”を侍らせて♪部屋も暖まり眠気に襲われながら歯を磨いて温かい布団で寝る(-_-)zzzそんな幸せな日々を重ねて今年も今日を迎えられました。当たり前ではない日常を無事に過ごせた一年に感謝m(_ _)m 本年も沢山の茨酒をご愛飲頂き誠に有り難うございます!年々県産酒の酒質も向上し、酒処と呼ばれる地域のお酒にも勝るとも劣らない素晴らしい佳酒となっております♪茨酒党の皆様、茨酒蔵の皆様、一年間大変お世話になりました!お陰様で来る2023年も茨酒屋を続けられます♪新年も相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します。皆様、より良いお年をお迎えください‼ 尚、新年は四日より営業致します。
元号が令和となり三年が経ち、来年は令和四年…え(^^;)もうそんなに経つの?!と、思うのは私だけでしょうか(汗)コロナで明けてコロナで暮れる一年…一体何なんでしょうね??まぁ起きて半畳寝て一畳、今日呑める一杯が旨けりゃ幸せなんですけど♪何かと不便で仕方ないし、このまま大人しくなってもらえませんかねぇ(-_-)今年も一年、沢山の茨酒をご愛飲頂きまして誠に有り難うございます!茨酒党の皆様、茨酒蔵の皆様、一年間大変お世話になりました。お陰様で来る2022年も茨酒屋を続けられます♪新年も相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致しますm(_ _)m 皆様、良いお年をお迎えください!尚、新年は四日より営業致します。
いやぁ大変な一年でございました(^^;)って終息した訳じゃないですが本当に疲れました…常日頃のほほんと生きていたので色々と考えて行動せざるを得ない状況には参りましたね。そんな中、茨酒党の皆様におかれましては相変わらずのお付き合いを頂き誠に有り難うございましたm(_ _)m内側からもアルコール消毒を徹底して共にこの災禍を乗り切りましょう!!酒蔵の皆様、手指消毒用のアルコールを含め今年も個性豊かな佳酒を有り難うございました!逸材の酒より、挑み続け咲いた一酒が美しい(旨い)のだと思います♪全集中・酒の呼吸、禄の型、百薬一献・七連(笑)今年も一年、大変お世話になりました。お陰さまで2021年も茨酒屋を続けていけます♪皆様、良いお年をお迎え下さい!尚、新年は四日から営業致します。
お家時間に味を占めたので今度は直木賞受賞作【蜜蜂と遠雷】を(^^♪本屋さんに行って「すいません…蜂蜜と遠雷ってのあります?」「あ、蜜蜂と遠雷ですね(笑)」いきなり出鼻を挫かれた格好です…(恥)舞台は国際ピアノコンクールなんですがピアノなんて40年も前に二、三回触っただけだし(柄にもなくピアノ教室に行ってたんですよ…鍵盤の上にカブトムシ置いて首になりましたが(笑))【のだめカンタービレ】しか見たことないし理解出来んのかな(^^;)なんて不安を感じながら読み始めるとこれが面白くてあっという間に引き込まれてしまいました。作家さんって凄いですね!BGMは当然ピアノだよな…ってYouTube漁ってたら、なんと!【蜜蜂と遠雷(本文登場順)メドレー】なんてのがあるじゃないですか♪あとはお酒…これは売るほどあるから大丈夫(笑)遠雷に掛けて【武勇・雷】をチョイス。呑みながら本を読むと時間の感覚が無くなり小説の世界に没頭できる気がします…いつの間にか気を失ってるけど(-_-)zzzしかし同じ時間なのに使い方でこうも違うものなんですねぇ…余裕があるって言うか、ゆっくり流れるって言うか。普段、夜明けと共に釣り糸垂れてチャカチャカ落着きのない時間を過ごしている私には新鮮に感じるんですが、そろそろ何とかなって欲しいものですね(^^;)
小人19により配達業務が半減し、お店にいられる時間がとても長くなりましたので久々に更新しようかな(^^;)外出するにも何かと制限が掛かるこの頃、気になり出すと何処へも行けず休日も家に居ることが多くなりました。そこで前々から気になっていた本を読んでみることに…恩田陸さんの【夜のピクニック】母校の伝統行事がモデルの小説で、映画化されたり水戸芸術館で音楽劇が行われているようです。全校生徒で70kmもの道のりを夜通し歩くだけという…当時は一体何の罰ゲームなんだ??って思っていたけど、振り返ってみると訳もなく特別な時間だったように感じます。・・距離にして100mほどだったけれど、緊張して一言も話せなかったけど、あの時一緒に歩いてくれたMさん元気かなぁ…♡ノスタルジーってこんな感じ??を体感できる作品でした(^^*)BGMに小田和正の【緑の街】を聴きたいところ♪お酒は郷愁に駆られる【山桜桃】を選びたい!書籍や音楽を肴に呑るのも一興…窮屈な自粛期間のお陰で贅沢な時間を過ごすことが出来たように思います♪
今年も一年、沢山の ibazake をご愛飲頂き誠に有り難うございます♪時代が令和へと変わって直ぐ、全国新酒鑑評会に於いて茨城県の酒蔵は過去最多の12蔵が金賞に輝きました!金賞取得率は堂々の全国二位!!呑む酒(市販酒)と利く酒(出品酒)は同じではありませんが、獲ろうと思ってもその技術が無ければ金賞は獲れません…茨酒蔵の皆さんのたゆまぬ努力が新時代の幕明けと共に実を結びました(^^♪ 日頃よりご愛飲頂いている茨酒党の皆様、個性豊かな茨酒を届けて下さる蔵元様、変わらぬお付き合いを有り難うございました!!お陰様で2020年も茨酒屋を続けられます♪皆様、良いお年をお迎えください m(_ _)m 尚、新年は四日から営業致します。
平成30年、と言うよりも一つの時代が暮れようとしています。振り返れば毎年のようにどこかの地域で災害が起き、決して平坦な道には思えませんでした…新しい時代は平穏無事に成って欲しいものです。茨酒党の皆様、今年も一年たくさんの茨酒をご愛飲頂き誠に有り難うございます!茨酒蔵の皆様、呑み手に頷いて貰えるようなお酒を醸して頂き有り難うございます!!お蔭様で来年も茨酒屋を続けて行けます♪新時代も茨城の地酒“ibazake”を宜しくお願い致しますm(_ _)m 皆様、酔いお年をお迎え下さい!!尚、新年は一月四日からの営業となります!
今年も一年、茨城の地酒 “茨酒” をご愛飲頂き誠に有り難う御座いました!!お陰さまで2018年も茨酒屋を続けられます♪本年を振返りますと、新聞に掲載されたこともあり例年以上にたくさんの茨酒党の皆さんと出会えた楽しい一年でございました!また、遠方に越された懐かしいお客さんのご来店もあり大変励まされました♪茨酒党の皆様、茨酒蔵の皆様、本年も大変お世話になりました。新年も相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します!尚、新年は一月四日からの営業となります。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい m(_ _)m
本年も茨城の地酒“ibazake”をご愛飲頂き誠に有り難う御座いますm(_ _)m 2016年は様々な鑑評会に於いて茨酒が旋風を巻き起こし、全国制覇を果たした蔵元もあり非常に嬉しい一年となりました♪利く酒と呑む酒は同じではありませんが、それでも今まで目立たなかった地元の佳酒達が陽の目を見たことは何にも増して喜ばしいことでして、今後の更なる飛躍を期待せずにはいられません!常日頃より茨酒をご贔屓頂いている左党の皆様、美味しいお酒を丹精込めて醸して下さる酒蔵の皆様、今年も一年大変お世話になりました。お陰をもちまして2017年も茨酒屋を続けていくことができます♪今後とも茨城の地酒“ibazake”を宜しくお願い致します!!皆様、良いお年をお迎え下さいm(_ _)m
数年前より、有り難いことに県外の方もお土産として茨城の地酒をと当店にいらっしゃるようになりました♪ほとんどの方が国営ひたち海浜公園にいらした帰りに寄り道してくれるようです。今月末から始まるゴールデンウィークには、みはらしの丘に咲き誇るネモフィラを見に今年もたくさんの方々が訪れるのでしょう。まだ早いとは思いつつも、先週子供と行ってきましたが三分咲き程度でした…GW期間頃にはあの丘が一面水色の絨毯と化すのだから造園課の人たちには恐れ入ります。行き帰りと実測してみたところ当店までは車で6,7分といったところです。お時間がありましたら是非お立寄り下さい!さて、四月は茨城の茨城による茨酒党のためのお酒“ピュア茨城”が発売されます!同じレシピ(原料米、酵母)で醸されたお酒が水系別に楽しめると言う比べ呑みに最適なお酒です♪参加蔵23蔵全てのお酒を呑み比べられれば一番いいのですが、当店の規模ではちと難しいので水系別に選抜させて頂きました。筑波山水系より霧筑波(浦里酒造店さん)、那珂川水系より月の井(月の井酒造店さん)、利根川水系より御慶事(青木酒造さん)、久慈川水系より大観(森島酒造さん)、鬼怒川水系より武勇(武勇さん)です。本日、四月六日より発売開始!茨酒のショートプログラムをご堪能あれ♪
超久々の更新です…振り返ってみたら暮れのご挨拶を除けば実に二年ぶりでした(汗)常連様のブログ“茨城の地酒を呑む”にて、お呑みになられたお酒と当店をご紹介頂いていることに甘え、安心してサボってました(^^;)何故って私が書くより上手なんだもん(笑)ブログをサボってから入荷したお酒で一度も紹介してないってのも寂しいのでアップすることにしました。先日、東京の大きな酒屋さんで行われた市販酒コンペティションで古河市の青木酒造さん(代表銘柄:御慶事)が純米吟醸酒部門にて全国第三位に輝きました♪遅ればせながらおめでとう御座います!って、一年近くも前じゃん(^^;)尤も、青木酒造さんは全国新酒鑑評会でも金賞受賞の常連蔵なので上位になったとしても驚くべき結果ではないのですが、特筆すべきはそこではない。御慶事:純米吟醸の原料米は茨城県初の酒造好適米・ひたち錦、対して酒コンペ上位の二蔵の酒は山田錦である。米も酵母も水も全て県産、つまり本物の地酒=ぴゅあ茨城で並み居る強豪相手に互角に戦ったことに価値がある。山びこ打線の池田高校が憎らしい程に強かったPL学園に勝ってみせた遠い昔の春の選抜を思い出す。頑張れ!常総学院!!この蔵の地米への拘りは本物で他の市販酒も原料米は日本晴、ふくまる、ひたち錦と県産米が続くがどれを呑んでも非常に美味しく、小さな酒蔵の大きな矜持を感じる。では何故、県内ですら知る人ぞ知る銘酒なのか?!おそらくは生粋の茨城県民だからだろう…そう、PR下手なのだ(笑)しかし、地酒蔵なのだからそれでいいと思う…下手に宣伝の上手な酒蔵は確かに有名にはなるが、人気が高騰し過ぎてそれまで呑んでくれていた地元民ですら買えないと聞く。青森県のD、山口県のD、秋田県の6、山形県の14辺りかな…地元民が買えない酒を地酒とは言わない。古河市民が満足に買えない程に人気にならないことを切に願う…。
今年も一年、茨酒をご愛飲下さり誠に有り難うございます m(_ _)m お陰をもちまして2016年も茨酒屋を続けることができます♪以前にも書きましたが、酒屋とは蔵元様が丹精込めて醸して下さったお酒を仕入れて棚に並べているに過ぎません…こう書くと酒屋という職業は味気の無いつまらない仕事で私も嫌々ながら営んでいる様に聞こえるかもしれませんが、実際はかなり楽しんで働かせて頂いてます(笑)それは皆様との対話の中でお好みの酒を見付け、一緒に楽しめているからなのです♪嗜好品故、好みが合わないこともありますが“美味しい”を共有できた時の喜びは何物にも代えられません!酒屋を営ませて頂いていることに改めて感謝し新年を迎えたいと思います。今後とも茨城の地酒“ ibazake ”を宜しくお願い致します!
遅ればせながら、明けましておめでとうございます!本年も茨城の地酒 “ ibazake ” と相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します♪好天に恵まれた温かなお正月でしたが皆さん如何お過ごしでしたか?!当方は“目出鯛”正月を迎えようと晩の肴を釣りに那珂湊はかもめ丸さんに乗船してきました。小さいながらも新年早々目出鯛をGETでき上々の出初めとなったものの、海上は当たり前なんですが恐ろしく寒く(>_<)最近よく使われる気象用語で言うところの「これまでに経験した事のない様な、寒さ」でした(凍)家久長の熱燗が欲しかった…。さて、お酒の方はと言うと各蔵よりしぼりたて新酒が届いております!新酒と聞くと年明けに出荷されるイメージがありますが、実際は11月の半ば辺りからの出荷となります…そうです、当方の紹介が遅いのですm(_ _)m
2013年が暮れようとしています…日付が変われば新年を迎えることができます。これも偏にご愛飲下さる茨酒党の皆様、お取り扱い下さる飲食店の皆様、そして価値あるお酒を醸して下さる蔵元様あってのことです…今年も一年、本当に有り難うございました!お蔭様で2014年も茨酒屋を続けていくことができます♪新年も茨城の地酒 “ ibazake ” を宜しくお願い致します。尚、新年は1月4日(土)からの営業となります。それでは、皆さん良いお年をお迎え下さい m(_ _)m
今年の夏も暑かったですねぇ…。漸く朝晩涼しくなり、活動できる気温となってまいりました(^^;)と、同時に日本酒の季節到来です!各蔵より満を持して“ひやおろし”が届いております♪あまりの暑さに思考回路が停止してしまったのか、まったく言葉が思い浮かばなくなってしまい…暫らくの間更新を怠ってしまいました。まぁ、大した文が書ける訳ではないんですが商品の入荷と価格だけを載せてもブログにした意味がないもので(汗)日本酒の一番美味しい時季に合わせ再開したいと思います。さて、天高く馬肥ゆる秋…とはいえ現代に於いては敵襲を警戒することもないので?!秋の味覚を存分に楽しんで共に肥えましょうぞ(^0^)そんな罪作りなお酒はと…久しぶりの投稿なので勿体付けずに一度に見せちゃいます(笑)
故あってかなり久しぶりの投稿となってしまいました(^^;)春は別れと出会いの季節…当店の配送員を長い間勤めてくれた吉村氏が就職の為退社致しまして、今までと違う仕事配分に戸惑っていた次第です(汗)氏の貢献度の高さ故大きな痛手ではありますが、このご時世に正社員としての中途採用などそうあるものではなく…氏の新天地での活躍を心より期待したいと思います♪就職おめでとう!寂しくなりますが、新しい職場でも持ち前の明るさで頑張って下さい!長きに渡り有り難うございましたm(_ _)mさて、別れがあれば出会いもあるもの…石岡の府中誉さんより新顔のお酒が登場しました♪壜燗火入れにより丁寧に仕上げられた本醸造“府中誉・特醸”です。価格は並でも中身は特上!一飲の価値ありだと思いますよ~♪
桜の花びら散る度に届かぬ想いがまた一つ涙と笑顔に消されてく♪…などと歌っている間もなく、爆弾低気圧により今年の桜は見事に散ってしまいました(汗)が、ここ茨城では茨城の茨城による茨城なお酒“ピュア茨城”が満開です♪同じ米(ひたち錦)同じ酵母(ひたち酵母)で醸された純粋茨城酒は、本当の意味での地酒・呑み比べが楽しめます!違うのは水と技…県内五つの異なる水源より選りすぐりの茨酒たちが届きました!久慈川水系からは大観、那珂川水系からは月の井、筑波山水系からは霧筑波、府中誉、男女川、鬼怒川水系からは武勇、利根川水系からは御慶事です。稲葉酒造場さん(男女川・みなのがわ)青木酒造さん(御慶事・ごけいじ)は直接のお取引はございませんが、先日の新酒を利く会にてとても美味しかったもので取り寄せました。この機会に是非お呑み比べ下さい!!君の舌に、僕の舌に…酒Love(^_^;)寒くもないのに鳥肌が立ち、悲しくもないのに目が潤むのは当方だけでしょうか(桜)
暑さ寒さも彼岸まで…ってお彼岸過ぎてるのに陽気が安定しませんね(^^;)茨城県の桜満開予想日は昨日だったのですが、まだ七分咲きといったところでしょうか…当店の店先に植えた山桜桃(ユスラウメ)は桜よりも開花が早いので既に満開となりました♪この花、梅雨の頃には小さな赤い実を付けるのですが、昨年は鳥たちにあっという間に食べられてしまいました…今年は奴らと戦おうと今から身構えております(笑)尤もこれも自然の循環系サイクルの一環なので致し方ないところ…このサイクルを重んじる酒蔵が笠間市(旧友部町)の須藤本家さん。家訓である「木をきるな」とは樹木を伐採することでその周辺にある自然をも壊してしまい延いては出来上がる酒にも影響を与え兼ねないとの教え(訓)鳥を虐めるな!と怒られそうなのでほどほどに戦いたいと思います(^^;)ところで、先日の某テレビ番組で“住みたい都道府県ランキング”なるものが発表され我が県は最下位となってました…海も山も近く沢山の自然が残され、水も空気も食べ物も、そして酒も美味しい♪こんな住み易い場所なのに何故??
「日天の中を行て昼夜等分の時なり」春分は昼夜の時間がほぼ同じになる日と言われています(細かく言うと昼の方が平均で14分程度長いのだそうです)。少しずつ昼の時間が伸びて彼岸を境に昼夜の長さが逆転するのでしょうが、日々の生活の中で体感し「日が伸びたね♪」となるまでには相当の差がないと気が付きませんね、人間は(汗)しかし、野生する動植物たちはかなり正確に季節の推移を感じ取り活動に生かします…まぁ、種の存続が係っているので当たり前かもしれないが(^^;)さて、来る3/23(土)は茨城県酒造組合により酒の存続を味届ける為に、水戸は三の丸ホテルにて“新酒を利く会”が行われます♪茨城の地酒、ibazakeをこよなく愛する左党ならば何方様も¥1000ポッキリで(古いなぁ…笑)全参加蔵のお酒が利けます♪この機会をお呑み逃しなく!!詳しくはコチラ。
春眠暁を覚えずとはよく言ったもので、うたた寝をしているうちに弥生も10日となってしまいました…麗らかな春の陽射しと温かな春風は、長かった寒き冬の終わりを告げ三寒四温を繰り返しながら本格的な春を呼ぶのですが、その温かな風に乗って招かれざる客もまたやって来るのです…そうです、花粉症の季節到来(汗)今年は例年よりも飛散量が多いとの予報で、ここからの約二ヶ月間を思うと気が滅入ります(^^;)しかし、せっかくの春を憂鬱に過ごしては勿体無い!ご同朋の皆さん、濡れタオルをジャイアンツファンのようにぐるぐる回し(けっこう効きます)室内の花粉を制圧後、この時季だから呑める春季限定酒をともに楽しみましょう♪桜の花粉には反応しないのになぁ…。
金は天下の回り物…ところがどっこい近頃は 天下が金の回し者 金さえありゃとは申しませんが、情けがありゃとも申せません…日々のニュースを見ていると現代に中村主水がいたら目刺しを焼いてる暇もないかもしれないと思う今日この頃(^_^;)巷を騒がしている体罰について云わぬが花とは申しますがひと言云わせていただきますれば、全てを“体罰”と言う言葉で括ってしまうのは如何なものかと…ではどこからが体罰なのかと問えば、そこに愛情があるか否かでございましょう?!恩師にぶたれた思い出は多々ありますが、恨みになど思いませんでしたがねぇ…。さて、お酒だって採算や効率ばかりを優先して造られたものよりも愛情を込めて慈しむように醸されたお酒の方が旨いに決まってます♪販売する側も提供する側もお酒に愛情を注いだ分だけ呑み手に美味しく呑んで頂けると思うのです。時折、偉そうな物言いをする酒屋がおりますが勘違いも甚だしい!以前にも書きましたが、どんなお酒を扱おうと大層な口上を述べようと酒屋など酒蔵に造ってもらったものを棚に並べているに過ぎないんですよ(呆)
衣更着(きさらぎ)とはよく言ったもので、あまりの寒さにフリースを重ね着したくなる陽気です(凍)こうなると無意識に温かい物を食べたくなりますよね?!蕎麦や饂飩、拉麺、鍋物…そしてお酒はお燗酒!八代亜紀には申し訳ないが、当方は上燗(熱めの風呂ぐらい℃)が好きですねぇ♪お燗酒の温度には約5℃刻みに温度表現が成されており、常温(冷や)→日向燗→人肌燗→ぬる燗→上燗→熱燗→飛び切り燗となります。ちなみに、相棒で杉下右京が吟醸酒をお燗してもらうときは日向(ひなた)燗です(笑)お燗酒は鼻に抜けるツーンとした臭いがどうも…という向きはお燗に向かないお酒を温めて呑んでいるのかもしれませんよ。一度こちらのお酒↓(家久長・特吟)を試してみては如何でしょう?!吞み過ぎて燗無量になること請け合い♪
君よ、勝田の風になれ…27日(日)は第61回勝田全国マラソンが開催されます。今年も全国から20,000人を超えるランナーたちが集います…当店担当のキリンビール営業の松君も完走目指しフルマラソンにエントリー!そこに道があるから走るのか、走った後に道ができるのか…参加したことのない当方には分かりませんが(^^;)完走した者にだけ与えられる感動がそこにはあるのでしょう♪参加者の皆さん、頑張ってください!当店では非公式ではございますが、凡そ43.5㎞地点にて給酒所をやっておりますので是非お立寄り下さい…おまち致しております♪
松の内が明け正月飾りがはずされると気分的に落ち着きますね(ほ)今年も一年、身の丈に合った笑売を目指したいと思います!明日は成人の日、2000年に制定されたハッピーマンデー制度により一月第二月曜日と定められましたが未だに違和感があります…成人の日=1月15日と完全にインプットされているんですね(^^;)酒屋にとっては酒飲みの増える有難い国民の祝日なんですが(笑)総務省統計局によると2013年の新成人は122万人との推計…減少傾向とは言うものの、今年も百万人を超える飲酒可能な若者が誕生するわけです。新成人の皆さん、おめでとうございます!一人でも多くの左党が生まれることを願い、これからの美味しく、楽しいアルコール・ライフに乾杯!!
新年、明けましておめでとうございます!2013年の始まりは暖かな正月となりまして本年の飛躍を期待させてくれます♪皆さん美味しいお酒で新年を祝っておられることと察しますが、当方も正月恒例の来福・年のかけはしをお屠蘇代わりに頂き初春を迎えられた喜びを噛締めておりまする♪新年早々むさくるしい当方の写真を載せるよりもと思い、皆様へのご挨拶は我妻に依頼したところモデル料として霧筑波・大吟醸をせびられました(汗)今年も茨城の地酒・ibazake との変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します!!
マヤ終末論も杞憂に終わり2012年も本日を残すのみとなりましたがお蔭さまで当店も無事に新年を迎えられそうです。酒屋と言うのは端的に言ってしまえば酒蔵の皆さんが丹精込めて造ってくれたお酒を棚や冷蔵庫に並べ或いは運んでいるだけなのだと思います…どんなに知識や語彙を集めようと、珍しい商品を揃えようと、生産者ではないのだから商品であるお酒を蔵元が醸してくれなければ仕入れることすらできません。酒屋に出来ることはと言えば酒蔵と呑み手の架け橋になることだと考えます。皆さんとの対話の中で(ネット販売時は無理ですが…。)蔵の雰囲気や想いを少しでも伝えられたなら幸いです…茨酒をご愛飲下さる左党の皆さん、お取り扱い下さる飲食店の皆様、拙いお喋りに一年間お付き合い頂き誠に有り難うございました。そして、美味しい茨酒を造ってくれた蔵元様、今年も有り難うございました!皆さん良いお年をお迎え下さい m(_ _)m
お待たせしました!何名かのせっかちな霧筑波ファンの皆様よりフライング発注頂きました“霧筑波・初搾り”がクリスマス・イブの夜に真っ赤なエコカーに乗った筑波のサンタクロースより届きました!毎年思うのですが支持者の多いこのお酒は、その酒質とコスパから考えるに本当に浦里酒造店さんからの X'masプレゼントなのかもしれませんね♪ところで、支持者で思いだしましたが先頃行われた総選挙は自民党が294議席と圧勝しました。同朋の公明党(31議席)と合わせると参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2以上の議席数を確保したことになる…本当にこれが民意なのだろうか?!自民の比例代表での獲得議席が惨敗した2009年の総選挙から2議席しか増えてない事から察するに小選挙区制の害悪が浮き彫りになった形…投票率59%も追い風に…(嘆)あらぬ方向に舵をきらねばいいが…。
師走も半ばを過ぎ年末らしい慌ただしさが感じられる中、第46回衆議院議員総選挙が行われますが皆さん投票はお済みでしょうか?!日本国憲法の第一条に定められているのは国民主権であり、平和主義と基本的人権の尊重と共に三大原則と言われる。国民主権とは国民が政治権力の拠り所であると同時に責任主体であり、政府は国民の意思により設立され運営される機関であるとする思想のこと。であるならば、昨今の我が国の情勢も各々が自ら招いたものであり、その責任の所在は現行政府ではなく我々にあるのだと思う…凡そ二十年前、当方世代が選挙権を得た頃から投票率が如実に下がっています。せめて、生まれ乍らにして与えられた権利を行使しましょうよ!既得権益を守るだけの旧態依然とした政治に満足している国民は多くはないはず…今、ここで、この国の未来のために主権という刃で停滞しきった世相を斬るのだ!!
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」今日は二十四節気の第21番目“大雪(たいせつ)”鰤などの冬魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色づく頃とあります。古人がその経験則から作り出した暦も地球温暖化が叫ばれて久しい今日、やがては用を成さなくなってしまうのでしょうか(寂)暦と言えば今月22日頃で終わるとされるマヤ暦も気になりますね…非常に優れた天体観測術を持っていたと言うマヤの年代学によると「現代」は紀元前3114年8月12日に始まり2012年12月22日に終わるとされています。この予言?!が当たってしまうとあと2週間程でジ・エンド!今日一日を“大切”に過ごそうと思う当方でした(笑)地球が滅亡する前にこのお酒は呑んでおいた方がいいですよ♪
西向く士…ってことは明日から師走!いやぁ一年の過ぎるのって早いですね…ついこの間金杯やったと思ったらもう有馬記念(笑)それにしても急激に寒くなりましたね…先週、気象庁の長期予報が暖冬から平年並みを飛び越して数年ぶりの寒冬予測へと変更されました。今冬は寒くなりそうです(^^;)さて、体感的に“冬”が意識され始める時季になりますと酒蔵からはしぼりたての新酒が出荷されます。夏の間ひっそりとしていた蔵内に今年も仕込みの時期を迎え活気が戻り、蔵の香りというか空気を居ながらにして感じられるお酒♪醸造元の言葉を借りれば「溌溂とした酸味と溢れる旨味の稲田ヌーボー」是非、ご笑味下さい!!因みに蔵主が音に敏感な人らしいのでBGMは付けません lol
今年も来福酒造さんのアノお酒の予約が開始されました!そうです、年の初めに福が来るお酒“超しぼりたて純米生原酒・歳のかけはし”です♪1000本限定3150円(税・送料込)お申し込みの締め切りは12/20とさせて頂きますm(_ _)m 増税だ、解散だ、師走選挙だと、何かと騒がしい年末になりそうですが、明けての正月はゆっくり呑もうじゃありませんか!笑う門には福来るです♪
ファンの皆さん、日本一おめでとう!と言う原監督の締まらない優勝インタビューはさておき、ジャイアンツが日本一に輝きましたことは嬉しく思います♪今年は日米ともにジャイアンツの優勝で幕を閉じたプロ野球、一昔前であれば親善試合としてジャイアンツVSジャイアンツの試合が見れたのに(笑)などと平和な日々を過ごしているうちにいつの間にやら11月…日本三名瀑の一つ袋田の滝では山々が色づき始め、来週には見頃を迎えそうです。ファンの皆さん、ジャイアンツカラーに彩られた紅葉を肴に今一度喜びを噛締めてみては如何でしょう?!奥久慈しゃも鍋に地の酒・家久長の熱燗…来宮良子風に「しみるねぇ~」と聞こえてくるのは演歌好きの当方だけか(汗)来宮さんのナレーションを聞くと、妙ーーーにお燗酒が恋しくなるんですよ(^_^;)
我が国が高度成長期にあった昭和30年代、当時の子供たちの憧れは「巨人、大鵬、たまご焼き」でした。当方はその頃、有袋類である親父の中にいましたが幼少期より親しみのあるジャイアンツの一ファンであります。先日のCSは三連敗後の三連勝とあって中日ファンには申し訳ないが、喜びも一入!と、言いたいところだがメイクドラマと言うよりはフェイクドラマに思えてならない…アドバンテージがあるのだから勝って当たり前なんだが…btw,現代の子供たちは何に憧れるのだろう…「レアル、白鵬、マクドナルド」でしょうか?!全部、舶来品じゃん(涙)週末からの日本シリーズはハムを肴に、程よく寒くなってきたことだし月の井・からくちで燗戦と決め込もう♪何故って、三番ショートは坂本だから…少ーし、無理やりか(^_^;)
こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさがしみてくる~…コスモスの季節到来ですね♪近所のひたち海浜公園では一面のコスモスと色づいたコキアが見頃です!秋風を浴びてのサイクリングと洒落込んでは如何でしょう?!先日、当方も娘を連れて行ってきたのですがとても爽やかで気持ち良かったですよ、上り坂を除いては(汗)さて、目で秋を楽しんだ後は夕暮れを待って虫の声を聞きながらの晩酌で耳と舌を楽しませましょう。山口素堂の詩を借りるならば「目に秋桜 葉にキリギリス ひやおろし」って感じ…肴はトンブリとろろの山かけなんて贅沢ですねぇ♪
10月となり台風一過の青空が広がり涼しい秋風が吹くことを心待ちにしているのですが、まだまだ陽射しが強く朝晩を除いては気温が高いですね(汗)天高く馬肥ゆる秋などと申しますが、その昔中国では北方より騎馬民族が収穫の秋になると大挙して略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」と、戒めの言葉として使ったのだそうです。時は流れて現代、我が国は馬ではなく“西方よりやってくる船”に警戒を要する秋だ(怒)さて、馬ばかり肥えさせても仕方ないので我々も旨味たっぷりのお酒で秋を満喫しようじゃありませんか♪ところで、馬肥ゆる秋とは言うものの肥え過ぎてはいけません…あぁ、カレンチャン…レンホーじゃないけど2位じゃダメなんだよ、2着じゃ(涙)
室生犀星(むろうさいせい)の詩に“ふるさとは遠きにありて”がありますが全文は「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしやうらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや」です…って彼は何処でこの詩を詠んだのでしょう??故郷は金沢市で都は東京か京都?で、帰る?(汗)さて、来る10月12日(金)都、浅草は花やしきにて“茨城地酒まつり2012”が開催されます!地元にいても故郷は思えますが、これだけの蔵が一堂に会することはなかなかありません。この機会をお呑み比べ逃しなく♪詳しくはこちら 日 時: 平成24年10月12日(金) 18:30~20:30 (開場18:15) 場 所: 花やしき(浅草) 東京都台東区浅草2-28-1 TEL 03-3842-8780 入場券: 前売券4,000円(700名様限定) お求めはe+(イープラス)、PCでのご購入はこちらから。 「茨城地酒まつりイン花やしき2012」で検索し、ご購入 ください。 参加特典: 1. オリジナルぐいのみ 2. 会場で使える「茨城の食」のお食事券 茨城の鍋の王様「あんこうどぶ汁」、笠間のいなり寿司 常陸秋そば、筑波ハム。 3. 茨城の酒300ml 4. オリジナルバック (それぞれ、お一人様1つ) ご注意: 入場は20歳以上の方に限ります。 公共交通機関をご利用ください。 お車でのご来場はご遠慮ください。
秋の気配は感じるものの本格的な秋はまだまだ先の様ですね(暑)世の中は銀週間真只中!紅葉には少し早いですが、皆さん行楽にお出掛けなんでしょうか?!当店は静か~な時が流れています…Zzzってうたた寝している場合ではなく、ひやおろしの旨酒が次々と入荷してくるんだっけ(^_^;)冬にしぼられた新酒は劣化しないように春先に火入れ(加熱殺菌)し貯蔵、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、二度目の加熱殺菌をせずに「冷や」のまま出荷したことから「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれ珍重されてきました。現代に於いては冷蔵設備等が発達し外気温の低下を待たずして愉しめるのですが、風情や趣といったものもお酒の一部と考えればひと月ほど早いですかね…とは言うものの目の前にある旨酒を呑まずに待つと言うのも難儀な話(笑)科学技術の進歩に感謝し有難く頂いちゃいましょう♪
草の戸や日暮れてくれし菊の酒…本日9月9日は五節句の一つ“重陽(菊の節句)”。一桁の数のうち最大の陽数“9”が重なる日であることから重陽と呼ばれ、邪気を払い長寿を願いつつ菊の花を飾ったり菊の花びらを酒に浮かべて祝う風習があります。そういや花札の9月も菊に盃ですね!暑さも峠を越え、漸く朝晩は涼しくなり始めました。と、言うことは各蔵より“ひやおろし”が発売されます♪夏を越えいい塩梅に熟成された冷や卸しと秋の味覚のマリアージュには毎年心踊らされます。今年のトップバッターは大洗町の月の井酒造店さんにお任せします。お盆前後には高騰していた秋刀魚の価格もタイミングよく落着きましたし♪さぁ、菊の花びらをひとひら浮かべ秋を満喫しようじゃありませんか♪
困ったもんですねぇ…北の国、中の国、寒い国と次から次へと(怒)他人の敷地内でキャンプしてたら抗議され、強制撤去されて然るべきだろうに…一国の長から長へ送られる“親書”なるものを受け取り拒否っていったい(^_^;)子供の喧嘩じゃないのだよ、君。そもそも自国の領土内に他国の軍隊が常駐している状況を野放しにしてきたことが間違っているけど、出るとこ(国際司法裁判所)にも出ないなんてことが許されるのか?!経済的には発展してきたとしても未だ発展途上国なんです…石原さんが正しいと思うよ(三)毅然とした態度を示し、きっちりと線引きするべきでしょう…さもなくば第三次世界大戦の引金ともなり兼ねない、そして事が起これば我が国に成す術は無い…今日一日の様な平和な世の中が続くことを願う(和)
残暑お見舞い申し上げます!毎日毎日暑いですねぇ…あまりの暑さに暑気中りを起こし久々の投稿となってしまいました(汗)気づけば立秋を過ぎお盆を越え八月もあと一週間余り…朝晩は涼しくなるのかと思いきや連日の熱帯夜&高温注意報。甲子園では熱戦が繰り広げられていますが、よくできるものと感心しきりです…若かりし頃は自分でもやっていたのでしょうが、想像するだけでぶり返しそうです(^_^;) 今夏、熱中症対策として注目を集めている甘酒…寒い時期の飲み物のイメージが強いのですが、季語は夏なんだそうです。で、素直に甘酒を飲めば済むことなんですがそこは左利き♪滓の絡んだお酒をチョイスすれば同じ効果が得られるはず(笑)霧筑波・波留起多里は清涼感ある飲み口と爽やかな後口が楽しめる薄濁りの佳酒、夏場は見た目にも涼しげなブルー瓶の300mlボトルを選びたい♪
8月となりまして今年も残すところあと五ヵ月余り…毎日暑い日が続きますが融けずに夏を乗り切りましょう!暑いと言えば、ロンドンでは毎夜熱い闘いが繰り広げられています。国を背負うという極限のプレッシャーの中、精一杯プレーしている選手には本当に勇気づけられますね(拍)それ故、しっかりとルールに精通していない方が審判をするのはやめて欲しいものです…北京五輪の篠原信一氏への明らかな誤審を思い出させてくれた旗判定の覆りでした。さて、ブラジルを撃破し4強入りを果たしたなでしこジャパンの公式応援酒となってほしい(笑)“来福・なでしこ吟醸”が再入荷!!このお酒を片手にあと二戦、寝不足となろうともアツい声援を送ろうではないか♪
梅雨明け後しばらくは肌寒く感じるぐらいの涼しさでしたが、今週に入り連日の真夏日…夏は始まったばかりも既に秋風が待ち遠しい当方です(暑)この先さらに気温が上昇し各地で35℃を超える猛暑日がやってくるとの予報…頼むからはずれてくれ(笑)さて、寝苦しい真夏の夜を快適に過ごすためにつくば市の浦里酒造店さんから“霧筑波・うすにごり純米酒”がリリースされました♪年末の人気酒“初しぼり”を連想させる粉雪のような滓は、呑む者を束の間遠い季節へと誘ってくれることでしょう!平素より身体を鍛えているアスリートでさえ熱中症に罹る気候です…皆さん昼は水分補給を忘れずに!夜はアルコール消毒を忘れ…ないか(笑)暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ m(_ _)m
活発化した梅雨前線の影響により九州地方を襲った豪雨は観測史上最多の507.5ミリ(24時間雨量)に達し、未だ予断を許さない状況なのだとか…これは平年七月の一ヵ月分近くの雨が一日で降った計算になる(怖)被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます m(_ _)m さて、これからの季節各地で行われる夏祭りですが、その多くは鎮魂の意味が込められているのだそうです。これは夏に台風や旱害(かんがい:日照りのこと)などの自然災害が発生し易いこと、またそれに伴い疫病が流行り易いことに由来します。結城市にある健田須賀神社で行われる夏季大祭では子供の無病息災を祈願し、おけさ幣が授与され鉢巻きにこの御幣がさされ行衣(ぎょい)姿で神社をお参りする風習がある。そして、お神酒として呑まれるお酒は結城の地酒、武勇・樽生!息災無病を願い、このお酒で身を清めましょう!!
七月は文月(ふみづき、ふづき)とも呼ばれますが、これは書道の上達を祈願し短冊等に歌を書いて葉竹に飾る七夕の行事に由来した「文披月(ふみひらきづき)」から転じたとする説が有力とされています。七夕は短冊に願い事を書くものだと思っていましたが、もともとは技芸の上達を祈るものだったんですね…。BTW、童謡たなばたさまの歌詞にある五色の短冊とは五行説にあてはめた、緑・紅・黄・白・黒なんだそうです。五行説とは古代中国に端を発する自然哲学の思想で「万物は木・火・土・金・水の五種類の元素からなり、互いに影響を与え合いその生滅盛衰によって天地万物が変化し循環する」という考え方…自然の循環系サイクルを重んじる郷乃誉醸造元・須藤本家さんの家訓 「酒・米・土・水・木」 は五行説の流れを汲んでいるのかもしれませんね☆
上顎第三大臼歯、通称親知らずを抜いてきました…乳歯とは異なり親が生え始めを知らないことから命名されたらしい親知らずは、人類進化の過程で退化してきた歯で我々黄色人種に於いては退化の傾向が他人種よりも強いとされる。現代人の永久歯は上下合わせて28本、これに咀嚼に不要な親知らず4本が思春期以降に遅れて生えてくるのだそうな…不要なら生えてこなけりゃいいのに、のに(痛)ちなみにサル、ゴリラ、チンパンジーなどの歯も32本…ってことは親知らずが1本も生えてこない人は進化のより進んだ人なのかもしれませんね♪さて、口内をアルコール消毒せねば!!月の井・夏純米はその名の通り夏向けのさっぱりとした純米酒、きっと抜歯前のブルーな気分を和らげてくれるはず…そう、もう一本あるんです(青)
関東甲信地方の梅雨入りが発表されるやいなやの気温低下…梅雨冷えってやつでしょうかね(寒)この先およそ一ヵ月ジメジメとした鬱陶しい季節が続きます。皆さん体調を崩さぬよう、体内よりアルコール消毒して梅雨を乗り切りましょう!さて、夏を待ちきれないせっかちな貴兄、貴姉には“来福・夏の酒”がおススメ♪見た目にも涼しげな“みずいろの酒”はさっぱりとした夏仕様の優しいお酒です!今年は原料米に渡船を使用し(昨年は雄町)さらに優しく…あなたのあやまちを見ないふりしてくれそうです♪あぁ~みずいろの酒ぇ♪私の舌を抱いて つつんで 酔い続くのぉぉぉ~…サビの部分で鳥肌が立つのは当方だけでしょうか(笑)ちなみに水色なのはお酒の色ではなく壜色です…念のため(^_^;)
ここ数年お隣の寒い国(カンコクね…)では日本酒がブームになっているらしく、2006年から昨年までの5年間で輸出量が約4.3倍にまで膨らみ日本酒の世界輸出に占める韓国のシェアは2割を超えたそうです。一方、我が国では2004年頃の韓流ドラマブームを契機にマッコリの輸入量が拡大していると言う…隣国同士の文化交流は大いに結構だが互いに足下を照らしてみては?!酒文化は食文化の一部として存在するのであって、その土地土地の“食”と密接に関わり合い今日に至るのであろう。韓国料理と日本酒が無理なくマッチングできるか否かは彼らの舌に任せるとして、地酒に関しても同じことが言える。地域の特性に合った酒、地の人々に愛される酒が残ってきたのだと思うし、これから先もそうであってほしい。メディアを介した“企画物の地酒”ではブームにはなっても文化にはならないと思う…。オシャレでカッコイイ酒ではないが、地域に特化した地酒…大子町の家久長本店さんなど好例ではないでしょうか(燗)
競馬の祭典“日本ダービー”は昭和7年にイギリスのダービーステークスを範して創設された全てのホースマン憧れの舞台であり、勝利した馬の関係者には最高の栄誉が与えられる特別なレースです。“第79回 日本ダービー” 果たして7572頭の頂点に輝くのはどの馬でしょうか?!やっぱり皐月賞馬の金船かなぁ…。さて、先頃行われました酒類総合研究所主催の平成23酒造年度全国新酒鑑評会に於いて、手書きのラベルでお馴染みの富久心醸造元(資)椎名酒造店さんが金賞を獲得いたしました(祝)全国新酒鑑評会は言わば“新酒ダービー”…県内で最も小さな酒蔵が大きな勲章を掴み取りました♪椎名酒造店さん、おめでとうございます m(_ _)m
結婚披露宴で行われる“鏡開き”は、結婚する二人の新たな出発に際し健康や幸福などを祈願しその成就を願うという意味があります。酒樽の上蓋はその丸さと神鏡の形をなぞらえ“鏡”と呼ばれていることから、日本酒の表面を鏡に見立てて酒樽を割ることを鏡割りと言い、慶事なので「割る」という忌み言葉を避け「鏡を開く」から鏡開き(鏡抜きとも)と呼ぶようになりました。山形様、藤沢様、ご結婚おめでとうございます!お二人の末永いお幸せをお祈り申し上げます(祝)よいしょ、よいしょ、よいしょー♪
目には青葉、山ほととぎす、初鰹…五月晴れの行楽日和などと呑気なことを書いた途端、雲行きが怪しくなりGW最終日はとんでもない荒天となってしまいました(汗)つくば市では竜巻が発生し甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた皆様には謹んでお見舞い申し上げます m(_ _)m つくば市と言えば霧筑波醸造元の浦里酒造店さんですが、幸いにも竜巻の進路からは既の所で免れたそうです。天災は忘れた頃にやってくるはずなのに忘れる間もなく災害が起こりますね…“地震、雷、火事、親父” 怖いものの代名詞を集めた故事成語ですが、最後の“親父”は父親ではなく台風とする説もあるようで山火事を除く火災以外は人間の力では防げませんから、減災を心掛ける他ないのかもしれません(怖)何事もなく、無事に過ごせた今日に乾杯!
憲法記念日、みどりの日と生憎の天気でしたが本日、端午の節句は五月晴れと呼ぶに相応しい青空が広がっています。こんな日はパソコン弄くってないで屋外で羽根を伸ばしたいものです(汗)そして、陽の光を浴びながらさっぱりとした吟醸酒でも♪ところで、ここ最近傷ましい交通事故のニュースが多いですね…いくら自らが気を付けていても居眠り運転やら無免許運転、飲酒運転で突っ込まれては避けようがありません…常に事故に遭遇することを前提として行動しなければならないのでしょうか?!無秩序な世の中では落ち落ち酒も呑んでいられない…酒呑みの秩序として飲酒運転だけはやめましょうね。ちなみにアルコールが抜けきるまでの時間は個人差はあるものの凡そ「飲酒量(アルコール度数×容量)÷体重の一万分の一」だそうで、例えば体重70㎏の人が日本酒二合を飲んだ場合約8時間かかります(0.15×180×2÷7≒8)。無事に帰宅するまでがレジャーです!皆さん気を付けてお帰り下さい。ラジャー!!
ゴールデンウィークですね!長い人は9日間もの大型連休になるそうで…うらやましい限りです(^_^;)尤もそんなに休暇を与えられても当方には有効活用できませんが…と、言う訳で通常営業いたします。さて皆様はどちらへお出かけになられるのでしょうか?!当店よりほど近い国営ひたち海浜公園では“たまごの森のチューリップ”が連休中に見頃となりそうです♪さいた さいた チューリップのはなが ならんだ ならんだ あか しろ きいろ どのはな みても きれいだな~最近、三歳になる娘が歌うのですが…咲いた、咲いた、来福の酒が~並んだ、並んだ、赤白黄色~どの酒見ても旨そうだ~と、口遊んでしまう当方は連休がないので心の旅に…やっぱり羨ましいな、GW(笑)
日本国憲法第四十一条「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」二名の閣僚に対し問責決議案が提出されたが、今国会はそんなことに時間を割いている場合ではなかろう…速やかに更迭してほしいものだ。国権の最高機関で行われる審議を40回以上も中断させた大臣に何を言うかと思えば“無知の知”ソクラテスもビックリだ…“無知の恥”の誤りでは?!北からミサイルが撃ち込まれようとしているときに潜水艦を探していては防衛などできるはずがない…曲り形にも防衛相だぞ(呆)さて、溜息ばかりの世相を束の間忘れさせてくれるお酒をご紹介。先日伺った月の井酒造店さんの新酒内見会にて目についた純米大吟醸“書”は杜氏さん自らが育てた酒米「吟ぎんが」で醸された佳酒、ほろ酔い加減で夢見れば幸い探しの旅の始まり(銀)
日本気象協会発表の桜開花予想に依れば今日が満開日なんですが、自宅のベランダから見える桜は五分咲きといったところ…満開に咲き誇るのは週末あたりでしょうか♪一方、こちらのお酒たちは先週一斉に花開きました!純茨城のお酒“ピュア茨城”は今年で発売から9年目を迎えます。その名の通り、原料から酵母、水、人と全てが地の物な真の地酒です。レシピが同じであれば違うのは水と技、是非呑み比べてみて下さい。皆様の口にフィットするお酒、或いは嗜好に近いお酒を醸し出す酒蔵が見つかるはずです♪
爆弾低気圧…凄まじい強風でした(汗)先週末の荒天後、GSに並ぶ車の列にもめげず久しぶりに洗車したのに…まぁ、桜前線の到着前で良かったが。それにしても、地震、大雨、大雪、竜巻、猛暑と、ここ数年自然災害が一昔前よりも増えたような気がします。これはやはり気候の変化、異常気象ではなくこの気象が災害を含めこれからのスタンダードとなるのかもしれませんね…。生きているうち、働けるうち、日の暮れぬうち、そして呑めるうち天の美禄を味わいましょう!さて、今日は既の所で津波の被害を免れた“潮風の酒蔵”月の井酒造店さんの新酒内見会に行ってまいります。十年一昔などと言いますが、さいごの約束から8年も経ったんですね…和の月の新酒、しっかりと味わってきたいと思います。
先週の定休日は春の陽気に誘われ笠間市の磯蔵酒造さんへお邪魔してまいりました。“ちょっ蔵 新酒を祝う会”では二千人近くの人で賑わうであろう稲田駅から歩いてすぐの酒蔵は、嵐の前の静けさか…ひっそりと静まり返っていました。同級生でもある蔵主に案内してもらい、ひと通り蔵内を見学しつつ磯蔵酒造さんの酒造りに対する想いを語って頂きました。「日本酒は日本の文化です。しかし、かしこまって言うべき「文化」では無く、「日本人の喜怒哀楽と共に古くから日本人の生活に根ざした何気ないもの」と当蔵では考えます。そして、酒は人ありき…人と人との潤滑油として存在するのが当蔵の考える理想の酒です。だって、一番旨い酒が飲めるのはいつもいい仲間と飲むときですから」…毎年たくさんの人が年に一度のお祭りに酒歴や銘柄では得られない“旨い酒”をもとめて集います。皆さんも昭和の日に出掛けてみては如何でしょう?!
来る3/26(月)ホテルレイクビュー水戸にて茨城県酒造組合主催“新酒を利く会”が開催されます。陽気も良くなってきたことですし、この機会に各蔵の新酒を味わってみては如何でしょう?!全国新酒鑑評会へ出品する大吟醸なんかも利けるそうですよ♪ 日 時: 平成24年3月26日(月)17:30~20:00 (試飲会入場は19:30まで) 場 所: ホテルレイクビュー水戸 TEL029-224-2727 茨城県水戸市宮町1-6-1JR水戸駅南口より徒歩5分 参 加 費: 1,000円 (当日券のみ) 参加費は当日受付にてお支払ください。 参加証兼領収書をお渡しいたします。 ☆ 全国きき酒選手権大会 茨城県予選(同日開催) 受付時間: 16:00~17:00 参 加 費: 無料 / 先着50名 内 容: 優勝・準優勝・3位(全国大会補欠) 各1名を決定し、秋に東京で開催される全国きき酒選手権大会に本県代表として出場していただきます。副賞として日本酒と試飲会入場券が贈呈され試飲会で表彰式を行います。 申込方法: 当日直接会場にてお申込ください。 注意事項: ○ 20歳未満及び未成年者同伴の入場はできません。 ○ 車、オ-トバイ、自転車でのご来場はご遠慮ください。 (上記の飲酒運転は法律で禁止されています。) ○ 妊娠中や授乳中の飲酒は、お避けけください。 ○ 転倒事故等防止のため、節度あるきき酒としてください。 ○ 泥酔等、他の来場者のご迷惑と判断した場合は 退場していただくことがあります。 問い合わせ先 : 茨城県酒造組合 〒310-0063 水戸市五軒町1-4-19 TEL029-221-2698 FAX029-224-3012
三月も半ばとなり、日に日に春の陽射しとなってまいりました。気温も上がり何となくほっとしたのも束の間…また揺れ始めました。地震の活動期に入ってしまった以上、プレート境界線近辺に位置する我が国では大小の地震が起こることを前提に暮らさねばならない。で、あるならば生命を脅かす可能性のある人工物は多少不便になろうとも、経済を縮小させてしまうとしても、即刻廃止すべきではなかろうか…。人間の三大欲は食欲、性欲、睡眠欲だと言われるが、これに物欲(金銭)、名誉欲(権力)が加わり五大欲とも言われる。前の三欲は満たされれば足りるのだが、残る二欲は青天井…どこまで登っても満足することはない。もうじき桜も咲こう、故郷で暮らすことができ、そこの酒を楽しめ、家族揃って桜を愛でられる日常に足るを知ろうと思う、弥生好日。
あれから一年が経とうとしています…曾て経験したことのない大きな揺れは、強烈なインパクトを我々に残しました。人類を始めとする動植物の営みなど地球という惑星の自然の力からすれば取るに足らないものであること、日常と感じていた平穏なる一日が当たり前ではなく貴いものであることを改めて教えられた気がします。一年経過したところで巨大地震とそれに伴う災害、人災への危惧が失せた訳ではないが、喉元過ぎればなんとかで時間と共に記憶は薄れてしまう…それ故、節目が必要となる。震災後、初めて入った風呂の気持ちよさと街路灯が燈る安堵感…そして、落ち着いて呑んだ酒の旨さを今一度思い出したいと思う…熱さを忘れないために。
ひと雨ごとに寒さが緩んできてはいるものの、なかなか温かくなりませんね…偕楽園の梅も開花が遅れているそうで、本格的な春の訪れはもう少し先のようです。三寒四温どころか三寒一温ですが、冷やにするか燗にするか悩ましい時節には両刀遣いのできるお酒が有難いですね!武勇さん定番中の定番、辛口純米酒は温度帯による味わいの違いが楽しめる佳酒…その日の気温(気分)に合わせてご笑味いただけます♪ところで、TEPCOが家庭用電気料金も値上げするそうで、値上げを権利とのたまった。“権利”を主張する以上“義務”を果たして頂きたいものですな…我々の血税を当てにすることなくね!左党はお酒を楽しむ権利を有する。では、義務は?!最低限、周囲の人に迷惑を掛けないことでしょうか…飲酒運転等の迷惑行為をしないことが酒飲みの義務だと思う。それが果たせるが故、明日への活力として今宵も気兼ねなく旨酒を味わえるのだ。義務が負えないのであれば、権利を主張すべきではない(怒)
旨い物を見ると辛口の酒がほしくなる…とは懐かしい某大手蔵のCMですが、別に辛口でなくとも旨そうな肴を見れば美味しい日本酒が目に浮かびます。尤も日本酒が原料由来の糖分を醗酵させて造る醸造酒である以上辛い飲み物にはなりませんが“辛口”と言われる酒の支持が高いのはやはり食との相性が幅広いからでしょう(婚)確かに甘いお酒は相手選びに寛容ではありませんが、上手くマッチング(マリアージュ)できた際にはより深い味わいを愉しませてくれます。製菓業界の一大イベント後で甘い物には食傷気味かもしれませんが甘口の旨酒、如何でしょう?!肴を見て酒を決めるのではなく、酒を見て肴を決めればいいんです♪
衣更着(きさらぎ)とはよく言ったもので、更にもう一枚着込みたくなる気温ですね…気象庁に依れば、3日未明に東北から九州にかけての計38地点で観測史上最低気温を記録したとのこと(氷)各地で低温注意報が発令される程の寒さにも拘らず、福一では原子炉の温度が上昇していると言う…“冷温”で“停止”したはずではなかったのか?!年間に1600億円もの寄付をする企業が値上げとは此は如何に?!いい加減にしてほしいものである(怒)不条理な世の中ですが“酒は憂いの玉箒”です。お馬鹿な大臣とそれに集るシロアリ共はほっといて、凍てつく寒さの中蔵人たちが精魂込めて醸し上げた玉箒を頂こうではありませんか!!インフルエンザが猛威を振るっています…皆様、しっかりと体内よりアルコール消毒しご自愛下さい m(_ _)m
今年のスギ・ヒノキ花粉総飛散数は、2011年6~8月の気象条件と12月中旬のスギ・ヒノキの雄花着花調査結果から大量飛散であった昨年と比較すると大幅に減少するとの予測で、ほっと一安心(ほっ)腹筋が痛くなるほどの回数クシャミをさせてくれる憎きスギ花粉なんですが、その大本である杉から抽出される精油には花粉症等を悪化させる生理物質を抑制する作用があるそうです。この成分“セドロール”は樽酒にも含まれてますので、同朋の方は一度試してみては如何でしょう?!折しも、大洗町は月の井酒造店さんより“平成24年樽酒一番搾り”が発売されます(要予約)。爽やかな樽香漂う新酒生酒…鼻の効いているうちに呑みたい当方です(嚏) 申し込み締切日:2月10日(金)まで、商品お渡し日:2月22日(水)より。
政府が消費税の増税を決め、2014年度に8%に引き上げ、さらに15年度に10%に引き上げると言う…近未来に確実にやって来る超高齢化社会を危惧すれば“増税やむなし”とも思うが、何も冷え込んだ景気に震災と人災が追い打ちをかけているこの時期に上げなくても…阪神大震災後、消費税率を5%に引き上げた結果GDPはマイナス2%にまで落ち込み“失われた10年”が生み出されたのではないのか?!…なんて酒屋が吠えたところで、か(諦)昔はいい酒ができたで終わった。今はいい酒を造って、いい状態で管理して、そしてお客様に届けるまで蔵元が責任を負う時代…とは、12年ほど前に浦里酒造店さんが仰っていた言葉で、そのマニフェストは守られ続けている。ここの酒を呑んでいれば酔ってすっ転ぶこともなかったかもね(鰌)
松の内が終わり漸く普段の生活に戻りました(汗)とは言うものの“普段っぽい生活”と言った方が正しいのかもしれない…元日の地震以降再び小規模な地震が頻発しているが、北海道大学・森谷博士のVHF帯電磁波散乱体探査法(地震エコー観測法)に依れば近々にM9クラスの大地震が発生しうるとの見解(この御仁の地震予知は予言めいたものではなく、観測データを基に想定されよく当たるのだが何故か公には発表されない…確実性が無いからか?!確実な予知があるなら見せて欲しいものだが。興味のある向きはこちら)。地震により再度原発で事故(人災)が起きれば、東日本の住民は半径300㎞圏外へ避難した方が賢明との専門家意見は悪戯に不安を煽る無責任なマスゴミや復刻版大政翼賛会のそれとは明らかに違う…正しく恐れ冷静に行動しようと思う一月十七日、休肝日(震)
謹んで年始のご挨拶を申し上げます。新年を迎え平穏な正月を過ごせている慶びを噛み締めたのも束の間…元日早々の地震は我々を嘲笑うかのようでした(汗)一瞬緊張が走るも大事には至らず、胸を撫で下ろした正月…生きていること、生かされていること、茨酒屋を続けさせて頂いていることに改めて感謝致します。足元が揺れても信念は揺らぎません…本年も茨城の地酒 “ibazake” を何卒宜しくお願い致します m(_ _)m
芥川賞や直木賞の設立者でもある小説家の菊池寛は禅語の「無事是貴人」をもじり「無事是名馬」なる造語を残しました。どんなに強い馬でも怪我で走れなくなってしまっては意味がない、無事に走れてこその名馬であるという意味の格言ですが、顧みれば我々の営みも同じであり“無事であってこそ”との思いを強くさせられた一年でありました。未曾有の大震災が発生し大変な一年となってしまった今年も気が付けばあと二日…ご愛飲下さる左党の皆様、お取引き頂く料飲店の皆様、そして旨味しい茨酒を届けて下さる蔵元様、変わらぬお付き合いを誠に有り難うございました!!皆様ご無事で何より、良いお年をお迎えください m(_ _)m
Merry Xmas !! ←正しくはこう表記し“X'mas”は誤字なんだそうです…アポストロフィが要らないんですね(へぇ~)これは“X”がエックスではなく、ギリシア語で救世主を意味するクリストス(ΧΡΙΣΤΟΣ)の頭文字、ギリシアアルファベット第22字“カイ”なので、それ一字でキリストを表しているのだそうです(Χ)また、12/24をクリスマス・イブとお思いの方は当方も含めて多いと思いますが、Christmas evening の略なので本当は前夜祭のことを示し“前日”ではないのだそうです(ほぉ~)さて、クリスマスと言えばあの人気酒が届く時期♪そうです!つくばのサンタクロースが醸す“霧筑波・初搾り”です♪旨い上にコストパフォーマンスにも優れた呑み手思いの嬉しいお酒…浦里酒造店さんからのクリスマス・プレゼントをお飲み逃しなく!!
毎年12月12日(漢字の日)に財団法人日本漢字能力検定協会が、その年の国内外の世相を表す漢字一字を発表します。2011年の一字には表題の“絆”が選ばれました。例年感心して見ているのですが今年も納得の一文字でした!東日本大震災で払った代償はとてつもなく大きいが、同時に貴重な経験と教訓を私たちに残してくれました…災害など起こらないに越した事は無いが、普段何気なく暮らしていてははっきりとは感じ得ない人と人との絆を目に見える形で晒されたように感じます。絆を繋げば和ができよう、和が大きくなればそれは大和となり、その精神こそが大和魂ではなかろうか…“和を以て貴しとなす”とは聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる至言。
師走となりまして、普段暇な当店も何かと気忙しい毎日です(汗)師走の“師”とは僧侶を指すことは以前に書きましたが、師=先生を想像するのが一般的でしょうか?!ここ最近、先生と呼ばれる方々の不祥事が多いですね…人間ですから過ちもあろうかと思いますが、師を名乗る以上それに恥じない行動を執って欲しいものですな。殊に国事を預かる政治家先生の皆さんは「知りませんでした」では通らないでしょうに(呆)さて、各蔵元より新酒が届いております♪先ずは日立市の森島酒造さんより“大観・しぼりたて純米酒”が入荷、新酒らしい瑞々しく軽快な呑み心地が楽しめる佳酒です♪大観を命名した近代日本画の巨匠・横山大観は師である岡倉天心に酒を教わったのだそうな。酒豪の師弟は先の津波で海底へと沈んでしまった六角堂を天上より惜しみつつ、今宵も酒を酌み交わしているのであろうか…。
日本一ダ!福岡ソフトバンクホークスファンの皆様、日本一おめでとうございます♪秋山幸二監督の興奮を抑えきれない優勝インタビュー、感動しました。惜しくも日本一を逃した中日ドラゴンズも前評判を覆す粘り、他の10球団では真似のできない戦いだったことでしょう。それに引きかえ当方の推し団は…性懲りもなく四番集めをした結果CS敗退の為体。挙句の果てが内輪揉めを晒した“清武の乱”…もう少し夢を見させてくれまいか(涙)しかし、長い物に巻かれていれば安泰な人生を己の信念のために擲った元球団代表の行動には敬意を表する。やり方や結果はともかく、損得勘定だけで出来ることではなかろう。一企業と国とではスケールが違いすぎるが、この国の未来と真向勝負できる政治家が一人ぐらい現れないものだろうか…。
来福酒造さんの恒例企画“超しぼりたて純米生原酒・年のかけはし”の予約を開始いたします!元旦に“福”が来る縁起の良いあのお酒です♪未曾有の大震災が発生し大変だった今年も残すところあと僅か…来年は平穏無事な一年であることを願うばかりです(祈)先ずはこのお酒で福を呼び込みましょう!1000本限定3150円(税・送料込)お申し込みの締め切りは12/20とさせて頂きますm(_ _)m
明日、11月13日は茨城県民の日「県民が県の歴史を知り自治意識を高め、郷土の発展と飛躍を願う日」とあります。1871年(明治4)7月14日、廃藩置県の詔書により全国に3府302県が置かれ、同年11月13日にこれらが統廃合され3府72県となり、本県域には「新治県」、「印藩県」そして「茨城県」が置かれました。明治元年から100年目にあたる1968年(昭和43年)に「県民の日を定める条例」が制定され「茨城県」という県名になったのです。ちなみに県の花はバラ、県の木はウメ、県の鳥はヒバリ、県の魚はヒラメ…茨城県民であれば知っていて当然?!も、県民の歌までは知らなかった…。茨城県民よ、郷土の発展と飛躍を願い先ずは一杯の茨酒を呑もうではないか!おおしく励むいとなみがあすの郷土をつくるのだ(茨)
二十四節気を更に三つに分けた期間で季節を表す七十二候(しちじゅうにこう)によれば、今日現在は「山茶始開」にあたり山茶花(さざんか)が咲き始める頃。山茶花の花言葉は「困難に打ち勝つ」…今の我が国にはタイムリーな花だ。被災地東北の電力不足が懸念されている…厳寒地の電力不足は下手をすれば命に係わる深刻な問題。石油ストーブが飛ぶように売れているらしいが灯油が不足すれば同じ事、どちらを使用するにしても引き続き省エネを心掛けねばなるまい…東北の冬が短いことを願う。さて、困難に打ち勝つには“何があっても動かさない強い意志”即ち、堅忍不抜の精神がいる。純米吟醸“the 霧筑波・堅忍不抜”は浦里酒造店さんの小川酵母に対する強い意志の顕れか…数量限定だが霧筑波ファンは呑み逃してはならないお酒だと思います、よ。
10月下旬とは思えない汗ばむ陽気から一転、気温が急降下…ここ最近のジェットコースター気温に身体が対応しきれずに風邪を引いてしまった当方は体内アルコール消毒が足りなかったか(汗)気象庁の季節予報によれば、年内は平年よりも気温が高めの所が多い見込みも年明けはかなりの冷え込みとのこと…冬支度、冬支度♪と、言うわけで今回もお燗酒のススメ(温)燗に向くお酒は濃醇タイプの物が多いがこれはお酒に含まれる成分に依るもので、乳酸やコハク酸が多く含まれるお酒(生もと、山廃、熟成酒など)は酒温を上げることで旨味がさらに引き出され燗上がりする。是非、冷温と燗温の両方を呑み比べ“燗冴え”を実感して頂きたい!また、どんな料理にも媚びず、でしゃばらず、拒まない懐の深さがお燗酒の良いところで食中酒として最適、冬の味覚をより一層引き立ててくれます♪今年の冬も楽しみだ!!ちなみに…お燗酒にはYAZAWAよりもIKUZOが似合うかと(吉)
唐代の詩人李白は詩仙と称される程の大詩人だが、酒仙とも呼ばれたかなりの“斗酒なお辞せず”後に詩聖と崇められた杜甫は先達である李白を「李白一斗詩百篇」と詠っている。酒好きの李白は一斗の酒を飲めばたちまち百篇の詩を作るという意味でまさに文酒両道(驚)一斗とは一升瓶10本分のことだが現代と単位が違うため一斗二升五合…違った、一升一合一杓≒2Lは呑んでいたと推測されている…十分な大酒呑みだわね(笑)表題はもう一人の中国三大詩人・白楽天の詩の一節…林間暖酒焼紅葉 石上題詩掃緑苔(林の中紅葉した落ち葉の焚き火で酒を温めて飲み、緑苔をはらって石の上で詩を詠もう)西暦700年頃には酒を暖めて呑んでいたんですね…想像するに琥珀色の老酒でしょうか。現代の日本にもありますよ!暖めて美味しい琥珀色のお酒♪林で落ち葉焚きまではなかなかできませんが、湯煎して二分ほど待てば至福の時が訪れます(燗)
“花もみち経緯にして山姫の 錦織出す袋田の瀧” 新古今和歌集に最多の94首が入選している平安末期の大歌人・西行法師にして「これは四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は極められない」と言わしめ、季節の移るたびに訪れたという日本三名瀑の一つ袋田の瀧…別名四度の瀧とも呼ばれるが、これは滝川が四段に落ちることから名付けられたとされる説と前述した西行法師が年に四度訪れたためとされる説がある。今月末には山肌も色付き始め、来月中旬には見頃を迎える…一度目にこの時季は贅沢か(紅)さて、大子町と言えば家久長本店さん、家久長さんと言えば“お燗酒”です♪盛夏に呑る燗酒も乙なものでしたが、気温が下がってくるとやはり恋しくなりますね!差いつ差されつ呑るうちにいつの間にかなくなってしまうのがお燗酒…四度と言わず、何度でも♪お銚子、もう一本!
先ごろ行われた平成23年度茨城県清酒鑑評会にて、笠間市の磯蔵酒造さんが金賞を受賞されました(祝)酒席ならば常に上位な蔵ですが、首席とは凄い!石川杜氏の日頃の鍛錬の積み重ねが結実したのですね…間違っても蔵主の酒席の積み重ねの賜物ではありません(笑)心よりお祝い申し上げますm(_ _)mちなみに、当方のお取引頂いている他の酒蔵さんも上位に名を連ねていまして、銀賞に武勇さん、来福さん、銅賞に霧筑波さん、大観さん、月の井さんがそれぞれ受賞されました。県内各蔵元、酒質の向上に余念がありません!聞きたくもない酒屋の講釈を聞かずとも、雑誌等により仕掛けられた銘酒?を買わずとも、灯台下暗し!目の前に美味しいお酒は幾らでもありますよ(茨)
先週の台風…凄かったですね(汗)西日本の人たちは台風の度にあんな風雨を受け上陸に備えなければならないのですね…東日本に台風が直撃することなんて滅多にありませんから、正直ニュースを見ても実感が湧きませんでしたが今回は焦りましたね…そして漸く台風が通過し、ほっとしたのも束の間で今度は地震…いったい。それにしても災害の多い年ですね…国民総厄年なんでしょうか?!あと三ヶ月、無事に過ごしたいものです…今年の漢字一文字は“禍”かなぁ。台風一過、気温も下がり本格的な秋の到来♪涼やかな秋風を浴びつつ愉しむ酒は、やはり“ひやおろし”でしょう!各蔵よりひやおろしが届き試飲が間に合いません(嬉)春の新酒鑑評会にて金賞を受賞し勢いに乗る森島酒造さんからは“大観・純米吟醸ひやおろし”が入荷!地震で傾きながらも耐えた酒たちが一夏を越え無事に秋上がりへと昇華しました♪
暑さ寒さも彼岸まで!厳しい残暑もあと僅か…のはず(汗)何故彼岸までなのかと言うと、彼岸の中日である秋分の日(春分の日)は太陽が真東から昇り真西に沈み昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に日照時間が少なくなっていくため暑さが和らぐのだそうです(春はこの逆)。お酒の世界ではこれからの時季、夏を越え熟成された旨酒“ひやおろし”が発売されます♪ひやおろしの定義は諸説ありますが、日本清酒青年協議会によれば「厳寒期に醸造した清酒を一夏越して調熟させ、秋口に入ってほどよい熟成状態で出荷するもの」とあります。新酒の頃のフレッシュさは目立たなくなりますが、角の取れた円熟の味わいを愉しめます♪先ずは熟成酒に定評のある結城市は武勇さんのひやおろしをどうぞ!秋の夜さえ短くしてしまう罪作りなお酒、呑まれるまで…呑んでいたい(熟)
3.11の大地震より半年が経ちました…未だに先の見えない生活を余儀なくされている被災地の皆様の一刻も早い復興を祈ります。そんな中、鉢呂経産相が辞任…住民感情を蔑ろにした子供染みた発言には呆れ果てて言葉も出ない。松本復興相に続き二人目…この国の大臣様は一体何をお考えなのか??幸いにも当方は先の震災で故郷を失うことは免れたが、東海第二が津波に襲われていたら同じ状況に晒されていたはず…たまたま運が良かったに過ぎない。あんたもだよ先生様(憤)ところで、笠間市の須藤本家さんにある樹齢800年にも及ぶ欅の大木は今回の地震でもビクともせず、しっかりと張った根っこで建物の被害を最小限に止めてくれたとか。木を切るな!の家訓がこんな所にも生きたそうです♪気を切るな!今宵は幼馴染と郷乃誉でいざ酔い(月)
先ごろ野田新内閣が発足し、泥にまみれドジョウのように汗をかく仕事=政治を組閣方針に掲げました。早くも復興の財源として消費税等の増税が打ち出されてますが、徹底的な歳出削減を実行してからにしてもらいたいものです。その上で“増税止む無し”と言うのであれば致し方ないと思う国民は少なくないと思うのですが…。さて、もうすぐ一年のうちで最も過ごし易い季節・秋の到来です。食欲の秋!運動の秋!そして日本酒の秋!!今しばらくお待ちください♪ところで、例年ですと今の時期には発売されている“太平海・吟醸びん囲い”ですが、今年は震災の影響で残念ながら出荷できないとのことです(涙)そこで、太平海シリーズの性質上(季節限定)取り扱いが後回しになっていた通年商品“太平海・特別純米”の入荷です。太平の眠りを覚ます上喜撰、たった四杯で夜も眠れず…蒸気船ではなく地震でしたが、お茶ではなくお酒ですので四杯も呑めばぐっすり眠れます♪太平の世…頼みますよ、野田首相!
~ゆらりゆらりと寄せては返す 波の瀬に乗る秋の月 水戸をはなれて東へ三里 波の花散る大洗~茨城県民謡・磯節にも謡われる海の町・大洗。夏は海水浴客と観光客で大変な賑わいをみせるのですが、今年は震災の影響で例年の一、二割程度の人出なのだそうです。当然、同町にある月の井酒造店さんも大きな損害を受けています…昨年末より蔵人一丸となり醸したお酒が左党の口に入らず蔵の中で眠ってしまってます。これは月の井さんに限ったことではなく県内全ての酒蔵で同じ状況かと思われます…。外からの消費が望めない今、自分たちの故郷は自分たちで守るより他ないのではないでしょうか?!内需を拡大することが廻り廻って自らの生活を向上させるものと信じます。もともと当方は茨酒屋なので殊更新しいことをする訳ではありませんが…営業活動として言っているのではなく、地元の酒を地元の左党の皆様に呑んで頂きたいだけなのです(茨)
ここ数日の雨で漸く涼しくなってまいりました♪昨年ほどではないにしても、暑き夏でした(汗)八月も残すところあと10日…皆さん宿題は終わりましたでしょうか?!これがないことだけは大人になって良かったと思えます…もっとも完成した事などありませんが(笑)それにしても子供の夏休みって長いですよね…もちろん当時は全く感じませんでしたが、今40日もの休暇を与えられたら持余してしまいます。当方が野球に明け暮れていた丁度その頃、つくば市の浦里酒造店さんでは“霧筑波”が誕生、今年で25周年を迎えます(祝)記念酒として霧筑波ファンの皆様に感謝の気持ちを込めた “25th anniversary 大吟醸” が発売されました。秋の夜長、昨日までのことも明日からのことも何も思わずに愉しみたい佳酒です♪
残暑お見舞い猛暑あげます(汗)暑さの峠は越えたとのことですが、まだまだ暑い日が続きます、皆様ご自愛下さいませ。さて、先の東日本大震災により中止された“茨城地酒まつり in 花やしき”が10月に開催されることとなりました(祝)震災により甚大な被害を被った上、風評被害にも苦しむ我が県の酒蔵が挑む再チャレンジです!この機会をお飲み逃しなく♪詳しくはコチラ。 日 時: 平成23年10月7日(金) 18:30~20:30 場 所: 花やしき(浅草) 東京都台東区浅草2-28-1 TEL 03-3842-8780 入場券: 前売券3,000円(600名様限定) お求めはe+(イープラス)、PCでのご購入はこちらから。 「茨城地酒まつりイン花やしき2011」で検索し、ご購入 ください。 参加特典: 1. 笠間のぐいのみ 2. 会場で使える「茨城の食」のお食事券 茨城の鍋の王様「あんこうのどぶ汁」や笠間のいなり寿司 霞ヶ浦佃煮、常陸秋そば、筑波ハム。 3. 茨城の酒300ml 4. エコバッグ(参加蔵名入) 5. Beeタワー搭乗券(花やしきのシンボルタワー) (それぞれ、お一人様1つ) ご注意: お車でのご来場はご遠慮ください。 お酒は20歳になってからお飲みください。
先週末開催された第五十一回水戸黄門まつりは、天候にも恵まれ夏祭りらしい盛上りを見せていました。当方も見物してきたのですが、和太鼓の響きには心の琴線に触れる“何か”がありますね♪日本酒を呑んだときに感じるどこか懐かしいような、それでいて安堵感をもたらす“何か”と似ている気がする…そんなことを考えながら、県酒造組合による“いばらき酒仲間の集い”へ立ち寄ると、そこには参加蔵の純米枡酒が用意されていました。もともと計量器であった枡は、邪気を払うという言い伝えから祝い酒の酒器として使われるのだそうです。呑み方は角の尖った部分からではなく、平らな部分からすする様に呑むのが正式。また、縦膳は不吉とされますので、底板の柾目が横になるように持ちます(へぇ~)真夏日の真昼間、和太鼓の響きを肴に美味しい茨酒を頂きました♪各蔵の皆様、お暑い中お疲れ様でございました!
学生の頃に読んだ東京ウォーカーなる雑誌に、茨城県民の慣習として「月曜日の夜八時には家族揃って水戸黄門を見るのが常」とあった。当時は大袈裟だと笑ったが、考えるに娯楽の少なかった時代には強ち冗談ではなかったのかも知れない…尤もたくさんの娯楽と情報のある現代に於いても当方の月曜夜八時はTBSだが(笑)20:45からの数分は一週間の疲れを癒してくれるプレミアムな時間…結末が分かっていても胸がすく♪国会は何をやっているのですか!7/27の国会における東大教授の訴えに胸のすく思いがしたのはマイノリティではあるまい。ヨウツベの再生ランキングで断トツのトップだった彼の国会答弁の動画はいつのまにか消えていた、いや消された…いつか一揆が起こるぞ、永田町(憤)悪代カンめ、この紋所が目に入らぬかぁ!
本日午後6時半より“第16回ひたちなか市ドリンクラリー”が開催されます。毎年1,000名に及ぶ参加者が集い、夏の夜の宴としてかなりの盛り上がりを見せる恒例行事…呑んで食べて梯子して♪気になるお店をチェックしつつ豪華景品を get しちゃおう!当方おすすめの呑喰処も多数参加しておりますので、是非お立ち寄り下さいませ (^o^) ■ 開催日 : 平成23年7月30日(土) ■ 会 場 : アイザックビル前駐車場 ■ 受 付 : 午後6時~7時まで ■ 開 始 : 午後6時30分 ■ 終 了 : 午後9時30分 ■ チケット :当日:4,000円
暑中お見舞い申し上げます m(_ _)m 昨日は二十四節気の第12番“大暑”でした。暑気いたりつまりたるゆえんなれば也…一年の内で最も暑い時期という意味なんですが、実際にはもう少し後ですね。台風一過、気温も下がりほっとしていたのも束の間…明日あたりから猛暑日が戻ってくるそうです(汗)因みに“猛暑日”とは1日の最高気温が35℃以上の日を言うのだそうで(夏日は25℃以上、真夏日は30℃以上)2007年以降に使われるようになった予報用語。猛暑日という単語がまだ使われていなかった大正時代、我が県の全域で栽培されていたという酒米“常豊(じょうほう)”は常陸の国が豊かになるようにとの願いを込めて命名されたそうです。来福酒造さんが地元農家に依頼し復活栽培された常豊を生もと造りで仕上げました。氷を入れて呑むのが好き…それが誰の真似かもとうに忘れる前にもう一度呑みたくなる♪
9日、関東甲信地方も梅雨明けが発表されましたが、7月上旬の梅雨明けは10年ぶりなんだそうです。気象庁の予想によると、今月半ばにかけて“猛暑日”が多くなる見込みとのこと(汗)冬にはシガ(流氷の一種)が流れ氷点下になる日も珍しくない奥久慈大子町…夏は茨城県内に於いて最も気温の高い地域となります。周りを山々で囲まれた所謂“盆地”のため風が通らず、平地よりもさらに数度高い気温となるそうです(猛)これだけ暑い日が続くと夏バテで食欲が低下するため、どうしても冷たい飲み物、食べ物ばかりを口にしてしまいがちですが、弱った胃腸には少し酷(疲)そこで、少々冷たいものに食傷気味の左党には“ぬる燗”がおススメ!人間の体温に近いあたた酒は疲れた身体に優しく染みわたる…ルルルルル~ルル…染みるねぇ♪
酒造好適米の代表品種とも言われる山田錦は、1923年に兵庫県に於いて山田穂と短稈渡船を人工交配させることにより誕生しました。晩生のため霜害等の影響を受け易く、栽培地の北限は新潟県とされていましたが昨今は秋田県や宮城県でも栽培に成功しているようです。農業技術の進歩も然ることながら、温暖化に拠る気候の変化がもたらした事象なのかもしれません…“異常気象”という言葉が頻繁に使われていますが“常ならぬこと”で無くなればそれは正常、即ち我が国の気候は温帯から亜熱帯へと変化しつつあるのではなかろうか(憂)さて、寝苦しい夏の夜にオンザロックで愉しみたいお酒が武勇さんの夏季限定酒“樽生”…杉樽の爽やかな香りと清涼感溢れる味わいには、エアコンよりも団扇の風がよく似合う…肴はミルキーウェイに輝く金銀砂子か☆
小学生の頃、夏休みの宿題と言えば計算ドリルに漢字ドリル、そして絵日記でした(懐)当方の記憶が正しければ、気温が30度を超えると日記のネタになったぐらい30度の壁があったように思います。今一つ記憶が定かでないのは、毎年8月の末に出来杉くんのノートを借りてまとめて写していたからか(笑)先週、埼玉県熊谷市では39.8度を記録…国内観測史上、6月に39度台を記録したのは初めてのことで20年ぶりの更新とか。海水浴に出かけたくなるほどの暑さでした…泳げませんが(鎚)さて、日立市の川尻海水浴場にほど近い森島酒造さんは茨城県内で最も海に近い酒蔵…先の震災では津波が押し寄せ甚大な被害を被りました。そんな中、平成22酒造年度全国新酒鑑評会では金賞を受賞!県下に明るい話題をもたらしてくれた(祝)正直、この時期に鑑評会??とも思ったが、それは主催者側の姿勢であり出来森くんの技術が認められたことは素直に嬉しいし、市販酒にも反映されて然る可し!
古代よりローマの守護神として崇められたローマ神話の主神ユーピテル。その妻ユーノーは結婚生活を守護する女神で、そのユーノーの英読みjunoがJune(六月)の由来なのだそうです。June brideが六月なのは花嫁に女神のご加護を求めるが故とされる(婚)六月に結婚式を挙げたからといって全ての花嫁が幸せになれるとは限らないが、娘の行く末を案じる親心は古代も現代も変わりはしない。当方にも娘が一人いるが、来るべき決戦の日を今から案じている…まだ二歳だが(笑)さて、娘を育むように慈しみながら酒を醸す山中酒造店さんより夏季限定酒“一人娘・夏守(なつもり)”が嫁に出されました。娘からの手紙を聞かされ、泣かされた新婦の親父に呑んでほしい酒だ…娘は意外とドライだったりする(辛)
水無月(みなづき)…六月の異名ですが、何故に梅雨で雨の多いこの時期が“水無月”なのか前々から不思議に思っていました。調べてみたところ「地上に雨がたくさん降るので、天に水が無くなってしまう月」という意味なんだそうです(へぇ~)諸説あるようですが、この説が趣がありますね♪水は生命の源…お酒にとっても良質な仕込水が命です。普通に使えるようになって本当に良かった(堵)十王町の山奥にひっそりと佇む“富久心”醸造元の椎名酒造店さんでは近隣雑木山の湧水を仕込水として使用している。花崗岩質の土壌で濾過された弱アルカリ性の軟水は一年間汲置きしても濁ったりせず、水単体で飲んでも非常に美味しい…醸された酒が旨いことは言うに及ばず。手書きのラベルに込められた小さな酒蔵の大きな想いを利けば、十王川のせせらぎが聞こえる(涼)
日本人の平均寿命は女性が86.44歳で世界第一位、男性は79.59歳で同五位(2009年:厚労省)1950年代には主要先進国中最低だった我が国の平均寿命がここまで延びた背景には、医療の進歩とそれに伴う保険制度の普及、日本的食生活が大きな要因と推測されている。その昔、人生五十年と謡った織田信長が聞いたらさぞや驚くことだろう(長)人生八十年とするならば、不惑の当方も折り返し…ここで“まだ半分もある”と思うか“もう半分しかない”と考えるかでこれからの余生は大きく変わるのだと思う。砂漠の真ん中で水筒の水が半分になったとする…後者は焦りから喉の渇きを増幅させ、前者よりも早く水を飲みきってしまうことだろう。前者として生きたいものですな…自戒の念を込めて。さて、徹底した茨城産酵母“小川酵母”への拘りを惑うことなく持ち続ける浦里酒造店さんの醸し上げる霧筑波…中でも大吟醸参年酒“知可良(ちから)”は出来上がった大吟醸を焦らず、じっくりと参年の歳月をかけて氷温熟成させた極酒!平均寿命の延びた我々の人生を豊かにしてくれるこの酒を呑んだ人が言う…もう半分しかない、と(笑)
暑くなったり寒くなったり…気温の変化が激しい今日この頃でしたが、昨日関東地方は平年よりも十日ほど早く梅雨入りしたそうです。雨の多い鬱陶しい季節ですが、体内よりアルコール消毒して元気に乗り切りましょう!先週の定休日はぽかぽか陽気に誘われて家族でひたち海浜公園に行ってきました。みはらしの丘にはネモフィラが一面に咲き誇り、海と空とのブルー・コントラストが見事!すっかり癒されました♪翌日、来福酒造さんより“夏の酒”が入荷し、ライトブルーを基調としたラベルがネモフィラの丘を思い出させてくれました。ネモフィラの花言葉は“愛国心”とも言われています。国ではありませんが“愛県心”を持って夏の酒を愉しもうじゃありませんか♪ネモフィラの青、夏の酒の青、そして茨城ブルー、青い三角定規でブルーな気分に線を引こう!
ここ数日、初夏の陽気を通り越していきなり夏になったかのような暑さでした(汗)昨年の猛暑はラニーニャ現象(東太平洋赤道付近の海面水温が平年を下回る現象)が原因の一つだったようですが、気象庁によれば今年は春先に同現象が終息し平年並みとの見通し…夏場の電力不足が懸念される中、先ずは一安心といったところでしょうか(Ho)尤も電力不足が解消された訳ではないので、夏い暑モトイ暑い夏は避けられそうにないか…。これはもう内側から涼しくするしかないですね!キリっと冷やした生吟醸も捨て難いが、ここは一捻りしてお燗酒それも熱燗など如何か?!暑いときに熱いお茶を飲むと涼しくなるって、あれです!体感気温が下がればエアコンの設定温度は上がるはずで節電にも一役買えます♪ラニーニャにもエルニーニョにもアルコセニョーラ?にも負けず、夏を快適に過ごしませう(燗)
江戸時代に徳川斉昭(烈公)によって創建された偕楽園は梅の名所として全国的に知られていますが、今は霧島つつじが見頃だそうです。梅の木はこれからの季節、実をたわわに実らせ梅雨の到来を待ちます(雨)各々の家庭でそれぞれのレシピにより梅酒が造られますが、皆さん自分のところのが一番美味しいと言って憚りません。事実、手塩にかけた自家製梅酒ほど美味しい物は無いのかもしれません。しかし、それは商品化している蔵元も同じで“うちのが一番!”と思っているはずです。さて、そんな“一番”を80種以上集めた梅酒BARをご紹介♪勝田駅前にある“梅酒BAR Plumtree(プラムツリー)”はとても小さなお店なんですが、店内に所狭しと飾られた全国各地の梅酒と女性バーテンダーが呑み手を楽しませてくれます。中でも店名を冠した鶏尾(カクテル)“Plumtree”はオススメ♪これから自家製梅酒を仕込もうとお考えの向きは立ち寄ってみては如何でしょう?!“うちの梅酒”に磨きがかかると思いますよ!
風薫る五月、新緑眩しい季節となりました♪皆様GWは如何お過ごしでしたでしょうか?!当方は連休後半の肌寒さに身体が対応しきれずにキャッチ・コールド…PL飲んで寝てました(弱)しかし、子供の容赦ない攻撃に負け散歩がてら近所の小学校へ…道すがらたくさんの花々に囲まれたお宅の庭先に目をやると、生い茂る若葉の中に梅によく似た白い花を見付けました。若しや!と、帰宅後に調べてみるとやはり“ユスラウメ”だったようです。郷乃誉・山桜桃(ゆすら)がユスラウメから名付けられたことは聞いていましたが、実物を見たのは初めてだったので妙に嬉しい瞬間でした♪ユスラウメの花言葉は“郷愁”…故郷を思い慕う気持ちが込められた酒名に改めて郷の誉れを感じた病み上がりの休日。
昭和64年1月7日の昭和天皇崩御により天皇誕生日としては存続できなくなり、平成19年に“昭和の日(1989年~2006年まではみどりの日)”と制定された祝日の趣旨は「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とあります。本年の昭和の日は未来より現代を顧み、来るべき未来のために今何が必要なのかを今一度考えてみたいと思います。復興債、増税と騒がれていますが、新しい財源を求めるよりも無駄を無くすことが先決ではないのか?!マニフェストという言葉を反故にするような政党、国会中に居眠りをし答弁に野次を飛ばすことが仕事だと思っている議員など真っ先に仕分けられるべきでは…。さて、アジることもできない田舎酒屋が政を憂えたところで畑違いなので憂いを掃う玉箒たちをご紹介♪茨城の茨城による茨城の詰まった地酒“ピュア茨城”は正しく茨酒!!茨城県初のオリジナル酒造好適米“ひたち錦”と茨城県産酵母で仕込まれた純茨城酒は水系の異なる参加蔵により、その味わいは多様化し呑み比べの楽しさを堪能できます♪弥生時代より続く稲作文化の粋、日本酒…この美味しくも楽しき世界を次世代へと伝えて行きたいものです…そう、昭和の先達が我々に繋いでくれた様に…。時代の過渡期、曲がり角は間違えまい!迷わず行こう、がんばっぺ茨城!!
被災地支援の大義名分の下、東北の酒を扱う酒販店や問屋が増えているそうです。メディアを介した某蔵CMの効果も手伝い、震災特需とも言える売上と聞くが果たして本当に支援となっているのだろうか?!もともとお取引きなりお付合いがあり、普段よりも力を入れると言うのであれば素晴らしい支援だと思うが…。当方は茨城県内の地酒“ ibazake ”専門店故にやっかみに聞こえるかもしれない…しかし、件の酒を仕入れるルートがない訳ではない。ビジネスチャンスと捉え刹那的な商売をすれば、これまでに積み上げてきた取引先や呑み手との信頼関係に傷を負い“傷売”となり、やがては“消売”となろう…目指すべき“笑売”とはならない。お金は無いと不便だが、所詮は人間という動物が利便性の為に生み出した道具である…それを得ることが最終目標ではあるまい。大工が鑿や鉋に振り回されるだろうか?!もし、振り回されれば怪我をしよう…お金という道具に振り回された結果が東電による人災ではなかろうか(憤)風評被害などに負けるな!ibazake !!少なくとも当方は応援し続けるが、それは被災地の酒だからではない。旨いからだ(茨)
先週の店休日、家族でアクアワールド大洗に行ってきました。釣り好きな当方は水族館に行くとテンションが上がり、子供が一緒であることを忘れがちになります(汗)ひと通り見て回り、目に付いた魚は“翻車魚”…マンボウってこう書くんだ(へぇ~)ぼぉーっと泳いでいるだけなのに何故か癒されます。地元ひたちなか市の“喫酒店 Manboo”はマンボウの様にゆったりと酒の海を泳げる、地の物を地の者に地の酒と共に愉しませてくれるジモティなお店♪今月20日、新装大開店!代行待ちの夜風が心地良いこの季節、ライトアップのない夜桜もなかなか綺麗でした…帰宅し洗面所の鏡を見ると、そこには赤ら顔の翻車魚が一匹…Zzz
花見と言えば100円玉の表面にも彫られている桜を想像しますが、日本最古の和歌集“万葉集”では桜の花を詠んだ歌よりも梅を詠んだものの方が多く、古の花見は梅の花を鑑賞していたようです。しかし平安時代の“古今和歌集”ではその数が逆転…この頃から桜を愛でる花見へと移り変わったものと思われます。時は流れて江戸時代、徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ花見を奨励したことにより庶民へと広まり、それが現在のお花見の起源と考えられています(爺)花は桜木人は武士などと申しますが、当方の場合は専ら「酒なくて何の己が桜かな」です(笑)風に舞う桜吹雪を彷彿させる“太平海・純米おり絡み”は呑み手を桜の木の下へといざなう…佳き花見を♪
非常に感慨深い記事を見付けましたので紹介します。『今日から新年度となる4月1日。例年の新聞は、今日から変わる制度や法律や行事についての記事が載る。しかし、今年は無かった。あれだけ大きな災害があり、それどころでは無いという気持ちも分かる。私自身もこの3週間、放心したような状況があった。我慢できないような酷い被害が起きているのに、自分の力では何も変えることが出来ないという怒りや無力感に苛まれた。余震のせいか、自分の心根の持ちようのせいか、足許がいつもぐらぐらと揺れていることへの不安も大きかった。耳や目にする情報すべてが、信じられない事ばかりで、精神的な負担に繋がるから、恐怖や不安が膨らみ、自分が何を感じているかも分からない。私と同じような感情をあなたも抱かなかっただろうか?亡くなられた方や被災して苦しんでいる方に申し訳ないからという気持ちで、遊びに出たりはしゃいだりするのに罪悪感を持っていないだろうか?そこまで思わなくても、他人の目が怖くて遠慮してないだろうか?この感情は、自然な気持ちだと思う。でも、遠慮する気持ちや罪悪感は、実は被災者に対する明確な攻撃になる。ご存知のように、外食店、商業店舗、観光地、繁華街、レジャー施設は閑古鳥が鳴いている。百貨店では倒産するところもでた。私たちの社会は、私たちが普段どおりの生活をすることを必要とする人々が、上記関連で働く人を含め、何百万人もいる。ただでさえ、長期不況で人員削減圧力が強い上に、計画停電や震災による休業、営業停止で人員削減圧力は更に強まっている。これに加えて、私たちが遠慮する気持ちや罪悪感を持って、普段どおりの生活をしないことで、より多くの人の働き口、収入源を奪ってしまうことになる。それは、巡り巡ってあなたの仕事を奪うことになるかもしれない。変わり果てた被災地では、同じ仕事に戻れないから、多くの人が被災地以外で仕事を得て、貯めて、それで復興するしかない。援助も大切だが一生援助する事はできないから、彼らがちゃんと稼げるようにならないと、復興には繋がらない。私たちが普段どおりの生活をしないことで、多くの人の仕事を奪えば、彼らの復興のチャンスを奪ってしまうことにも繋がる。被災者に罪悪感を持たずに、外食・レジャー等をし、普段どおりの生活をすること。これが社会を正常な状態に戻し、復興を促進することなのだ。私はこのことを日本中の人に強く言いたい。賛同していただけるなら、このメッセージを出来るだけ多くの方に伝えて欲しい。』…上記は経済アナリストによるメルマガ「10秒で読む日経」から転載したのですが、賛同すべき考え方ではないでしょうか!?省エネを推進しつつ、ありふれた日常を取り戻すことこそが本当の意味での被災者支援に繋がるのだと思います。上を向いて歩こうではないか!
水道、電気、ガス、灯油、ガソリン…震災前には当たり前の存在でした。まるで呼吸をするときの空気の様に特に気に留めることもなく使用していました…。未だにインフラの戻らない地域がたくさんあり、心からは喜べませんが通水、通電したときの街灯りのある安堵感や風呂の気持ち良さ、赤信号の有り難さ…そして雨風を凌げる家のある幸福感を噛締める毎日です。しかしながら依然として予断を許さない状況の続く福島第一原発…エネルギー資源の乏しい我が国に於いて現状のライフスタイルを各々が続ける限り原子力発電はおそらく不可欠。日本国民は利便性と引換えに相当大きなリスクを背負わされている(核)東京電力は国により地域独占を許された企業…その責任は“想定外”で済まされる問題ではない。地震と津波は自然災害だが原発事故は明らかな人災だ(怒)連日連夜、AC(旧公共広告機構)のCMがTVで流されている「今、わたしにできること」…節電、節水、エコドライブ等、当方も今できることを実践しています。かつてエコノミック・アニマルと揶揄された我々日本人がエコロジカル・アニマルへと変貌を遂げる時ではなかろうか…。そして、心ゆくまで ibazake を愉しめる“平和な日常”が一刻も早く戻ることを衷心より望む卯月一日。
明日は彼岸の中日、花粉症とトイレの神様に涙ぐむ当方です(涙)彼岸とは煩悩や迷いに満ちたこの世の岸“此岸(しがん)”に対し、それらの煩悩を脱した“向こう側の岸”という意味なのだそうで、始まりは西方の彼方に存在すると考えられていた極楽浄土に思いを馳せ、太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分の日の夕陽を礼拝したこととあります。義母が彼岸へと旅立ち二年が経ちました。闘病中に彼女はトイレの神様の歌詞に似た言葉を身重の娘に残しました…「妊娠中にトイレを綺麗にすると、生まれて来る子も綺麗になるのよ」と…おそらくは古くからの言い伝えなのでしょうが、この歌を耳にすると亡き義母の優しい笑顔を思い出します…将来、貴女の孫娘は“べっぴんさん”になれるはず!麗らかな小春日和の雲上より見守ってくれているであろう義母を偲び、今宵は雲を眺めつつ一献(杯)
始に亡くなられた方とご遺族の方々に深い哀悼の意を表します…。また、現在深刻な環境に晒されている被災地の皆さまのご無事を心よりお祈り申し上げます。我が県の安全神話が崩れました…。これほどの恐怖をかつて感じたことはありませんでした(汗)棚の酒という酒が瞬く間に落下し、床は一面酒の海…天災の怖さを身を以って感じました(怖)当方は幸いにも家族、蔵元、お取引先、友人、知人の安否が確認でき安堵しているところです。電話やメールでの励ましのお言葉、誠に有り難うございました。大変勇気づけられました♪災害など遭わないに越したことはないのですが、実際に体験してみなければ分からない貴重な経験をさせて頂きました…インフラの有り難さ、人と人との絆、自然の力の猛威…日常生活を当たり前に暮らしていては到底気付けなかったであろう“普通”であることの尊さを痛感させられました。茨城県内の酒蔵も被災しましたが、幸いお酒の供給は何とかできるとのことなので茨酒屋を続けることができます(幸)その当たり前ではない現実に感謝し、この貴重な経験を明日への糧としたいと思います!再び ibazake を心置きなく愉しめる日を信じて…。
ホワイトデーですね…バレンタインデーのお返しを贈る日とされているこの日、実は我が国をはじめとする東アジア特有の文化らしく他地域では行われない慣習のようです。チョコレートのお返しにキャンディやマシュマロ、ホワイトチョコ等なら分かるが、女性誌には「バレンタインデーのお返しは3倍にして返すのが礼儀」などと掲載されたこともあるそうな(愛読者ではないですよ、念のため(笑)果ては高価なアクセサリーやブランド物の品々…どんだけぇ~(懐)正に海老で鯛を釣るような日なので当方は“red snapper day(鯛の日)”と命名したいと思います!…ウォッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ…いつの時代から我が国は牡よりも牝が強くなったのか(笑)世が世なら三行半つきつけて「出てけぇ!」なんて台詞吐く場面も…言ったが最後、どんな仕打ちに合わされる事やら(汗)…ま、和やかにまいりましょうか(雄)時代おくれ…いい詩だ。
来る三月二十五日(金)浅草にて“茨城地酒まつり in 花やしき”が開催されます!県内の酒蔵30蔵が一堂に会し、一夜限りの大試飲会が行われるのです!!常日頃気になっているあのお酒や、名前しか知らなかった蔵のお酒、名前すら知らなかった蔵のお酒…ぜ~んぶ試飲できちゃいます♪茨酒党の皆さま、この機会を逃す手はないかと!! 詳細はコチラ♪ ≪日 時≫平成23年3月25日(金) 18:30~20:30 ≪場 所≫花やしき(浅草) 東京都台東区浅草2-28-1 TEL 03-3842-8780 ≪入場券≫前売り¥3,000 当日¥4,000(500名様限定) ※お求めはe+(イープラス)にて ≪参加特典≫ 1.笠間のぐいのみ 2.会場で使える「茨城の食」のお食事券 この時期限定、茨城の鍋の王様「あんこうのどぶ汁」や 笠間のいなり寿司、霞ヶ浦佃煮、常陸秋そば等が楽しめます。 3.茨城の酒300ml 4.エコバッグ(参加蔵名入) 5.Beeタワー搭乗券(花やしきのシンボルタワー) ※大変残念ではございますが、東日本大震災の影響により中止となりました。詳細につきましてはこちらでご確認ください。
本日三月三日は“ひなまつり”当方が好きなのは“ひまなつり”(ギョ)…ええ~…雛祭りは桃の節句とも呼ばれ、我が国の五節句の一つ上巳(じょうし)の節句に由来する“災厄除けの行事”なのだそうです。五節句とは人日・上巳・端午・七夕・重陽のことで、平安時代に貴族たちがそれぞれの季節の節目に身のけがれを祓う大切な行事でした。後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と結びつき、自分の災厄を紙人形に身代わりさせ川に流す「流し雛」へと発展、室町時代に移り豪華な雛人形を飾り盛大にお祝いをするようになり、それが庶民へと広がり現在の雛祭りの原型となったのだそうです(雛)雛祭りと言うと我が県では旧真壁郡の“吊るし雛”が有名です♪旧真壁郡のお酒と言えば明野町の来福酒造さんですが、雛祭りにぴったりのお酒があります!純米生原酒“さくら”は桜の花酵母を使用し、白酒よろしく薄にごりの春季限定酒♪右大臣でなくとも召されようぞ!
↑麒麟の発泡酒のことではない。日本酒の味わいを言葉で説明しようとするときに使う味覚用語でキリンビールのHPによると「すっきりしているが、薄っぺらではない上質な味覚」とある。“端麗”であれば[名・形動]姿・形が整っていて、美しいこと。また、そのさま。と、辞書にありましたが“淡麗”は載っていません。何故か…それはこの語が大手メーカーによって広告用に作られた造語だからなのです(ほぉ)淡麗なお酒と言うと兎角水っぽくて味のない薄いお酒と思われがちですが(そういったお酒も中にはありますが…。)それは言葉に対する解釈が誤解されているために生まれたイメージで、実際には上記“上質な味覚”なのです。さて、淡麗な茨酒の代表格と言えば何と言っても“霧筑波”でしょう♪その透明感あふれる酒質は、我が国が誇る透明度世界第二位の湖“摩周湖”を連想させる…。本物の淡麗なお酒を体感してみたい向きは一度呑んでみて頂きたい…淡麗≠薄いであることが実感できるとともに、心に懸かった霧が晴れるはず♪
~陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり~二十四節気の一つ雨水(うすい)は暦便覧によると、雪は雨となり氷も溶けて水となり雨水がぬるみ草木も芽を出し始める時季とあります。しかし、体感的には少し早い様に感じますよね?!これは二十四気が中国の戦国時代(紀元前400~200年ぐらい)に農耕等の利便性のために作られたもので、古代中国の気候が元になっているために我が国の気候とは多少のズレが生じるからだそうです(へぇ~)さて、我が国の二月と言えば“梅にうぐいす”です(笑)おっと、梅は“茨城県の木”でもありますね!と、言うことで梅酒のご案内♪お酒が嗜好品である以上好みは十人十色ですが、リピーターが多いお酒というのは嗜好のズレが小さく十人九色、八色…と、色の数=好みの差が少なくなっていくのだと思います。呑み終えたのち、もう一度飲みたくなる梅酒…それが来福・無濾過梅酒です♪是非ご一飲下さい…きっと貴女の頬を梅色にそめてくれることでしょう(ぽっ)
水戸偕楽園の梅は一分咲きだそうで、ゆっくりとではありますが春の足音が聞こえてくる時節となりましたね♪ほんの数ヶ月前、昨年の漢字一文字が“暑”になってしまう程の猛暑だったことが遠い記憶に感じられるような寒き冬でした…と、過去形にしてしまいましょう(春)我々人類の経済活動も季節の移り変わりの様に自然に循環してくれるといいのですが…それにしても長い冬ですなぁ。しかし、最近地元ひたちなか市では春先に雪解けの地面に顔を出すフキノトウが如く、新しいお店が次々と開店しております!そのうちの一軒、先月末勝田駅前にオープンした“大皿料理・かかし”さんはオーナーが無類の茨酒党という嬉しいお店(元町1-12、029-275-3807)古い慣習に捉われない若い力による春の息吹を感じてみては如何でしょう?!当店からは開店のお祝いとして昭和の名曲を贈ります♪頑張れよ、山ちゃん!
2月の別称“如月”は、まだ寒さが残っているため衣(きぬ)を更に着る月ということから「衣更着(きさらぎ)」とも書くそうです(へぇ~)暦の上では明後日の立春には春を迎える訳ですが現実にはまだまだ寒い日が続きます…くれぐれもご自愛下さい。さて、身体を内側から温めるべくご紹介するお酒は…潮風の酒蔵、大洗町は月の井酒造店“本醸造・一番搾り(生)樽酒”です!清々しい木樽の薫り漂う搾りたて新酒は年に一度の限定酒♪ただ今ご予約受付中です(1.8L 2,310円、720ml 1,155円) 申し込み締切日:2月12日(土)まで、商品お渡し日:2月23日(水)より。
先週の日曜日、来福酒造さんへ行って参りました。蔵内にはモロミの香りが立ちこめ、仕込みも酣の様相を呈していました。来福酒造の特徴は“小仕込み”にあり、蔵内には小さなタンクが其処彼処に並び上槽の刻を待ちます…宛ら花壇に居並ぶ花たちのようでした♪製造工程順に案内して頂いたのですが、中でも目を引いたのは精米所にあった“超精白大吟醸”の原料米(写真)精白なんと92%!お米の9割以上を糠として削り取ってしまうのです。ここまで来ると米というよりも“粉”に近い(驚)何故お酒を造るのに原料米を磨くのかと言うと、簡単に言うならばお米の外側にある栄養素が酒造りに悪影響を及ぼす可能性があるからです。ちなみに我々米食人種が普段食しているお米の精白度は数%…酒造りとは逆に周辺部の栄養素が重要ですからね♪それにしても精米8%とは…どんなお酒が出来上がるのか今から楽しみです!写真が下手で分かり辛いのですが、右の写真の中指に乗っている大きな物が玄米です(汗)
~冷ゆることの至りて甚だしきときなればなり~昨日は二十四節気の一つ「大寒(だいかん)」でした。一年中で最も寒さが厳しい時季のことなんだそうで…どおりで冷え込むはずです(寒)さて、大寒の話題を振ったところで紹介するお酒は…お察しの通り森島酒造の“大観”です。こちらは“たいかん”と濁りません。水戸市出身、近代日本画の巨匠・横山大観氏により命名されたこのお酒、現在は六代目となる若き蔵元自らが杜氏として酒造りに専心しております。昨年末に目出度くも新米パパとなった“正一郎の酒”は一人娘を育てるが如く慈しみながら醸されます。お酒には造り手の人柄が表れるとよく言います…生真面目で芯の強い辛口な酒になるはずなんですが(笑)実際に呑んでみての感想は繊細な香りに優しくソフトな口当たり♪どうやら娘を愛でる眼差しが酒にも表れたようです(祝)
数え年で年齢を表していた時代、1月1日に歳を1つ加えていたことから、正月は無事に歳を重ねられたことを祝うものだったのだそうです。満年齢を使用するようになった現在では、そのような意味合いよりも単に新年を祝う行事との認識が一般的でしょうか。さて、昨年の7月に開設いたしました当店のホームページもおかげをもちまして数えで2歳となりました(ん?)当方が考えていた以上にたくさんの方々に閲覧して頂き大変嬉しく思っております♪しかし思わぬ副作用も…茨酒屋と名乗っているにも拘らず、意に反して他地域の有名銘柄の問い合わせが非常に多くなってしまいました(汗)お問い合わせ頂くこと自体は至極喜ばしいことなのですが、何分当店は茨城県産酒しか取り扱っておらず、残念ながらそういったお酒は販売しておりませんm(_ _)mと、言うわけで改めて当店のお取引蔵元をご紹介致します!稲里(磯蔵酒造)、家久長(家久長本店)、霧筑波(浦里酒造店)、郷乃誉(須藤本家)、大観(森島酒造)、月の井(月の井酒造店)、一人娘(山中酒造店)、富久心(椎名酒造店)、府中譽(府中譽)、武勇(武勇)、来福(来福酒造)以上の11蔵が取扱い銘柄です♪何れの蔵のお酒も個性溢れる茨酒たちです!青森、秋田、山形、新潟、石川、福井、静岡、愛知、山口…等のお酒も美味しいけれど飽くまでも隣の芝生!県章の色にもなっている我が県のシンボルカラーこそが“青い”のさ♪
奈良時代以降、男子は元服・褌祝、女子は裳着・結髪と呼ばれ成人を祝った儀礼は、1948年に公布された祝日法の施行後「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」との趣旨で“成人の日”と制定されました。人生の節目と終焉後の扱われ方を指示す“冠婚葬祭”の一語にもなっており大変有意義な日なのです。そして堂々とお酒が飲めるようになる日でもあります(笑)明日、成人となられる皆様、おめでとうございます!共に国酒たる日本酒、故郷の誉たる“茨酒・ibazake”を愉しもうではないか♪昨今、政治経済からスポーツ、芸能と、様々な業界で女性の活躍ばかりが目立ちます…。男性諸氏!武勇・純米生原酒無濾過を呑み、明日への活力とし、今こそ立ちあがるのだ!!これが男の勝負酒だ!!(キメザケって読んでね)
新年、明けましておめでとうございます!平成23年が始まり、およそ11時間…来年こそは禁煙しようと思います(笑)さて、来福・年のかけはしをご予約頂いた皆様、お酒は届きましたでしょうか?!当方は早速愉しんでおります♪午前11時33分、既に完成しました(出来上がりました♪)一年の計は元旦にありと申しますので、今年の抱負を一言。商売を笑売にしたいと考えております…一人でも多くの方にibazakeの素晴らしさを伝え、皆様と共に喜びや楽しさを分かち合えたなら笑売となり得るのではないか…また、それが本来あるべき酒屋の本分であり正売なのだとの信念をより強固にしていきたいと思います!本年も茨城の地酒“ibazake”を何卒宜しくお願いいたします!!
今年も残すところあと二日となりました。ご愛飲下さる茨酒党の皆様、お取り扱い下さる飲食店の皆様、そして素晴らしいお酒をご提供して下さる蔵元様、有難うございました!有難うとは“有る”ことが“難しい”と書きます…皆様とのご縁が“有る”ことと言うのは容易いことでは無いのだと、言の葉の意味を今一度考えながら新しい年を迎えたいと思います。一年間、本当に“有り難う”ございましたm(_ _)m今後とも茨城の地酒“ibazake”を宜しくお願い致します。尚、新年は1月4日(火)からの営業となります。それでは、皆さん良いお年をお迎え下さい!!
明日はクリスマスですなぁ♪独身の頃はあんなにワクワクしたのに…やれやれ(笑)クリスマスの綴りは“Christmas”ですが、これは“christ(キリスト)”と“mass(ミサ)”から成る単語なんだそうで(ミサは感謝の意)キリストさんに感謝する日なんです…聖夜であって、性夜ではないのです(笑)キリストさんの誕生日に飲む酒はと…いつも美味しいお酒を造ってくれるキリツクバに感謝して“霧筑波・初搾り”で決まり♪…誰ですか、キリがストだから他のにしてくれって言ったのは?!例年12月25日前後に発売されるこのお酒、地元つくば市では冬の風物詩となっているようです。ちなみにサンタクロースみたいな蔵元さんが造ってます…あ゛っ…m(_ _)m 皆さん楽しいクリスマスを♪
先日、友人の結婚式に招かれ祝酒片手に水戸プラザホテルに行ってきました。師走の寒空も戸惑うほどの熱々ぶりに、見ているこちらが照れてしまいました…新婚さんとは手放しですな(笑)学生時代、あれほど硬派だったあいつがねぇ…ま、斯く言う当方も今では女房子供持ち、思えば遠くへ来たもんだ♪とは海援隊(古)さて、祝酒には“来福”しかも新婚ってことで愛山?!初しぼり(笑)とも考えたんですが、ここはひと捻り♪自身の結婚式にも使わせて頂きました大子町の“家久長”をチョイス!江戸時代後期、家久長本店は山間部で材木商を営んでいました。家、久しく、長くとの意味を持つ材木商時代の屋号が現社名となっているのです。結婚とは縁ある二つの家が新たな家(世帯)を生み出すもの、両家ともども久しく長くお幸せに♪との思いから家久長を選びました。また、この蔵元の信念は「燗酒こそが日本の文化」お燗をしてこそ本領が発揮されます。新婚だけに熱燗にして呑んでもらいたいですね♪アツアツってことで…えぇ(^_^;)
先月の下旬にNHKで放映された“ためしてガッテン”で酒粕が紹介されるや否や、当方にも問い合わせがかなりありました…。番組内容は酒粕が悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の数値を下げたり、便通を良くするなどの健康効果に優れた発酵食品であることを実験を踏まえつつ様々な角度から検証していくというものでした。メディアの宣伝効果とは凄いもので、県内のある大きな蔵では酒粕の問い合わせが殺到!生産??が追いつかない騒ぎとなっているそうな…消費者の関心が酒粕とはいえ日本酒に向いたことは喜ばしいことですが、副産物だけを欲しがられても…そもそも日本酒が造られなければ酒粕は出ないんですから(笑)酒粕の成分が健康に良いと言うのであれば、当然本体の日本酒には同成分が含まれている訳で…それなら一緒に摂ってしまえば尚良いのでは?!と、いうことで椎名酒造の“富久心・もろはく”(1.8L ¥1,800)です♪お酒を搾る前の“もろみ”を直に瓶詰めした活性にごり酒で、瓶内には酵母がまだ生きていて発酵し続けています…酒粕(になる予定の物)ごと瓶詰めされているのです。酒は百薬の長!適量飲酒は健康と美の源なのです!あぁ…日の本に生まれて良かった(再)ちなみに当方では少量ずつですが、茨酒党の方に限り“茨酒粕”を無料配布致しております。市販されているカッチカチの搾りカスとは二味違いますよ(数量限定)
忘年会シーズン酣(たけなわ)です♪宴もたけなわの“たけなわ”とは酒が甘いと書くんですね…意味は“途中”とか“真盛り”とあります。なるほど!アルコール発酵途中のため残糖度が高く“酒(モロミ)が甘い”ってところから出来た漢字なんだぁ…とは当方の勝手な解釈で、賛同された方は日本酒マニアか業界人ですね(笑)語源は“うたげなかば”からの変化という説が有力らしいです。皆さん忘年会はこれからでしょうか?!街中に人が出て活気溢れるこの時期になると訳もなくワクワクしてきます♪昔から“酒は憂いの玉箒”と申しまして、日頃の憂いを箒(ほうき)で掃ってくれます。この場合の酒とはアルコール飲料全般のことではなく“日本酒”に限定されると思うのは単なる依怙贔屓ではあるまい!今年一年の憂いを掃いたい向きは是非「取りあえず日本酒!」と声高らかに御発声下さい!斯く言う当方も先日、某蔵のSくんと忘年会と称し“幸味処するが”さんに伺いました。小さなお店なんですが、出てくる肴の満足度はかなり大きかったです♪店名に偽りなく“幸せな味”を充分に堪能させて頂きました(幸)最後に、いくら美味しいお酒でも過ぎれば身体に障ります故、間違っても灰皿にテキーラを注ぐような愚行は止めましょうね(^_^;)
師走となりました…“師も走り回るほどの忙しさ”の師とは僧侶のことで、僧侶が仏事に走り回っている様子から師走と呼ばれる様になったのだそうです。へぇ~(坊)師でなくとも何かと気忙しい12月ですが“春待月(はるまちつき)”なんて牧歌的な呼び名もあるんです。文字通り春を待つ月なのですが、日本酒に於いては各蔵元より新酒が送りだされるこの時期こそが“春”なのかもしれません♪続々とH22BYの新酒が届きますので、随時紹介していきたいと思います!石岡市の府中譽酒造からは太平海シリーズのツートップ“無加圧&袋搾り本醸”が入荷しました。シリーズ一番人気を誇る無加圧は吞み応えのある吟醸原酒、リーズナブルな価格の袋搾りは軽快な喉越しの本醸造です。爽やかな香味溢れる本生新酒で“旬”を愉しみつつ、遠からじ春を待つとしますかね…急くな騒ぐな天下のことは しばし美人の膝枕♪…酒は新しいのに言うことが古いか(笑)
資本主義経済では需要と供給のバランスにより価格が決まります。社会主義であれば政府が決めます。この需要と供給のバランスが崩れ、需要過多や供給過多の状態が持続するとインフレやデフレが発生するそうな。ここ数年デフレが騒がれていますが、日常生活に於いては物価が下落するのだから消費活動はし易くなるはず…しかし一向に景気が回復しません。これは供給する側の利益が下がり、雇用や収入が減り市場に循環する貨幣が結果として少なくなるからとあります…。ではどうすれば景気がよくなるのでしょうか?!答えは簡単!国民一人一人が貯蓄など気にせず、消費意欲を高められる“環境が整えば”良いのです♪そう、皆で美味しいお酒を家で外で飲みまくれば次第に景気は良くなる…ハズ(笑)と、言うことでまずは当方が先陣を切り、かつて無敵艦隊を誇った某国の大使達と瑞穂の国の止ん事無きお方が挙って召し上がったという“霧筑波・知可良”を飲んじゃいます♪ところで…門外漢の暇な酒屋ではこの程度のことしか思いつきませんが、その道のプロたる“高学歴・高収入”の方々が頼りにならなくては困りますね…景気の二番底?三番底??ってあーた、当たらない競馬の予想屋じゃないんだから、もう少しまともな予測と政策を考えて欲しいものですな!それにしても…朝娘が歌っていた“世界が羨む日本の未来”は何処へ向かっているのか…“二つの答弁”で乗り切れる状況ではない事だけは間違いない…。
毎年11月の第三木曜日に“解禁”と勿体つけて発売されるボージョレ・ヌヴォー…一つの単語の様な扱いですが、フランス南東部のボージョレ地区産葡萄酒の新酒のことで、単なる新酒ではなく当該年の葡萄の出来具合を確認するために造られる試飲新酒(ヌヴォー)なのです。さて、葡萄酒党がカウントダウンなどしながら年に一度のお祭りを楽しんでいるその日に、結城市の武勇酒造より“ヌヴォー”ではなく“新酒”が解禁されます!偶然だろうか…いやいや(笑)上槽後、一切火入れ処理を行わない“本生純米吟醸・しぼりたて”はフレッシュで若々しい味わい♪ひやおろしが戻りガツオなら、新酒は初ガツオってところでしょうか?!味の乗って来る秋のひやおろしを期待しつつ、搾りたての新酒を愉しむなんて酒飲みの矜持を感じますなぁ…。いやぁ、日の本に生まれて良かった!
今年も残すところあと僅かとなりました。若い頃は年が替わるといっても“今日が明日になるだけ”なんて生意気なことを思ってましたが、年を経るごとに節目の大切さというか意義を考えるようになってまいりました(熟)日本酒で言えば生原酒から火入れ、加水され、熟成を待ち、古酒へと変貌を遂げるが如く、齢を重ねたようです。尤もまだまだ熟成待ちですが(笑)さて、巷では「正月に吞む酒は日本酒」と言う吞み手が少なくないようでして、普段ビール党、焼酎党のお客様も日本酒を購入される方が多いです(嬉)これは、各々が米食人種たる日本人であることを無意識のうちに確認しているのではないかと思うのです…。古事記によると日本はその昔“豊葦原の瑞穂の国(とよあしはらのみずほのくに)”と呼ばれていました。瑞々しく稲穂の実る、葦原のように広々とした豊かな国という意味で、我々日本人の心の奥底に眠る郷愁に似た“何か”を思い出させてくれる呼称です♪そして、その“大切な何か”を思い起こさせてくれる酒は、弥生時代より永々と続く稲作文化の粋である日本酒なのだと思うのです…昨今、本格焼酎や甘系のリキュール、ハイボール等が持て囃されておりますが、飲み乾した後のえも言われぬ安堵感と幸福感が得られるのは国酒たる日本酒を措いてありますまい!!
「福や来む 笑う上戸の 門の松」 来福酒造より毎年恒例のお正月企画“純米超しぼりたて生原酒・年のかけはし”の予約が開始されました。大晦日に搾ったお酒を元旦にお届けするという企画です!年の初めに福が来るなんて縁起の良いお酒ですね♪1000本限定ですので、ご予約はお早めに…ちなみに送料込みで1.8L¥3,150です。
日本人の血液型の割合は、A型:O型:B型:AB型の順で凡そ4:3:2:1なんだそうです。へぇ~(血)少し前の話になりますが、書店やコンビニにはそれぞれの血液型の“取扱い説明書”なる本が置いてあり、百済ないと思いつつも…つい(^_^;)…読んでみたところ、少なくともA型に関しては思い当たる節が多々ありまして、けっこう笑えました(笑)まぁ、万人に当てはまる事柄も含まれていましたので、確度の程は??ですが…。ところで、血液型によってお酒の好みに偏りがあるらしいとの記事を日本酒漫画で知られる高瀬斉氏の著書で目にしました。科学的な根拠がある訳ではないようですが、氏の日本酒に対する造詣の深さから強ち冗談ではないかもしれません…。以下、血液型別の日本酒嗜好(傾向?)A型男性:濃醇辛口。A型女性:濃醇甘口。AB型男女:濃醇甘口。B型男女:淡麗辛口。O型男性:淡麗辛口。O型女性:淡麗甘口。血液型の割合通りだとすると、濃醇派と淡麗派の比率は1:1…う~ん(汗)当方の周囲ではほぼ合っているような…。皆さんや周りの左党の方は如何でしょう?!
先週の木曜日、須藤本家(郷乃誉醸造元)にて行われた“千年匠味会(せんねんしょうみかい)”に参加してきました。この会は須藤悦康社長が、千年後にも伝わる様な匠の味を残そうとの主旨で命名されました。蔵元の考えを支持する全国の郷乃誉取扱い店が一堂に会し、今後の日本酒の在り様を思惟しつつ真摯に試飲します…もちろん当方も真剣に利きました。純米吟醸(火入れ・生)、霞山(火入れ・生)、花あわせ、黒吟、雪の舞、山桜桃、雷神、生もと純米吟醸、純米大吟醸、花薫光、山渡…そして最後に、あの“山川草木”です!稀有な香り、深い味わい、心地よい余韻の長さ…当方の拙い語彙力では表現しきれません!ついでに高額過ぎて扱いきれません(汗)参考までに…720mlで四萬弐千円です…「なんて贅沢な!」と思われた方…仕事ですからね、飽くまでも♪シ・ゴ・ト(笑)さて、現実に戻りまして…特に目に付いたのは“純米吟醸・生”と“黒吟”でした。黒吟は定番として取り扱っていますので“味の確認”のつもりでしたが、改めてその存在の大きさに気づかされました。高い香りとしっかりとした酸はリッチテーストの洋食とマリアージュ可能も、個人的にはデザート酒としての位置付けでしょうか(悩)問題は“純米吟醸・生”の方です…斯くも美味しく、リーズナブルなお酒を見落としていたとは…なんたる不覚!爽やかな吟香と軽快な喉越し、さっぱりとした後口…食中酒としてのポテンシャルも十分に感じました♪早速、来月入荷予定です(詫)今回、初めて千年匠味会に参加させて頂き感じたことは、グローバルな視野を持ちつつも伝統を等閑視するのではなくアウフヘーベンさせ、より高い次元の食文化を提唱していこうとする須藤本家の直向きな姿勢でした。そして、日本酒の未来を担う一員としてその一助足り得ることが地酒屋を生業とする者の存在価値なのではなかろうかと思う、霜降の夜。
お酒の好みは十人十色!左党の数だけ好みもあります♪お酒のタイプを端的に分ければ、濃醇辛口、濃醇旨口、淡麗辛口、淡麗旨口の四つになりますが(下図:一応の目安です)どのお酒がどのカテゴリーに入るかはやはり吞み手の感応に拠ります。例えるなら異性の好みに似ているかもしれません…綺麗系と可愛い系、熟女系とピチピチ系(死語か?)みたいな感じでしょうか?!以前の投稿で霧筑波を羽田美智子に例えてみました。綺麗系ってことで!男性なら“YAZAWA”と言いたい所ですが、石川遼かな…爽やかなんです♪で、他の当店取り扱い銘柄も妄想してみました♪…郷乃誉は叶姉妹ですかね、ゴージャスってことで(巧)来福はAKB48!何しろ種類が豊富ですからね♪ピチピチだし(笑)大観は綾瀬はるか、意外とグラマーだったりします(癒)富久心は「また君~に~恋してる」のCMでお馴染みの坂本冬美!味があるんです(熟)府中誉は安めぐみ、あま~く包んでくれそうです(渡)家久長は藤谷美和子!キレますよ(笑)武勇は…杉本彩?いや、桃井かおり!とにかく個性が強い(艶)…何が言いたいのか?Typeである。それぞれの吞み手が素直に“美味しい、旨い”と感じるお酒がその人の“好みのタイプ”なのであって、そこには〇〇セレクション金賞受賞とか、△△ランキング第何位!なんてものは関係ないのです!地酒屋とは左党の好みのタイプを伺い、それに合わせて紹介する“出逢いの場”と考えますれば、恣意的な宣伝広告に惑わされることなく、よき出逢いをご提供したいものです…。因みに当方の好みのタイプは麻丘めぐみ♪だって、彼氏が“左きき”なんだもの(笑)最後に蔵元の皆さん、当方の個人的な妄想ですので平に御容赦下さい m(__)m
めっきり秋らしくなりました♪先月までの猛暑がうそのように一気に気温が下がり、寧ろ寒さすら感じます…。こうなって来るとそろそろお燗酒も気になってまいります。そこで、熊が冬眠から覚めるが如く動き始めるのが大子町にある“家久長”醸造元の家久長本店さんです!「燗酒こそが日本の文化」と言って憚らないこの蔵元は、当方で三代目のお付合いをさせて頂いている最古参の酒蔵です。私事ですが、結婚式の折、お出しするお酒のラベルを無理を言って作って頂いたことがあります(写真)当時“夏子の酒”に多分に影響された当方は作中にある「和醸良酒」なる言葉に感銘を受け、祝酒のラベルに載せてもらったのです♪この我儘を快く聴き入れてくれたのが家久長本店の石井社長でした。この言葉は「良い酒は和を以って醸される」の意ですが、石井さんに別な解釈もあると教えて頂き感慨を深めたのです…それは「良い酒は和を醸す(作る)」です!なんていい言葉なんでしょう♪蔵元が美味しい日本酒を造り、酒屋がきちんと管理し酒蔵の想いや拘りを伝える、そして呑み手がその酒を心置きなく愉しむ…そんな“和”を ibazake を通して作って行きたいと思うのです!お燗酒が恋しくなるこの季節、今は亡き祖父と親子三代で奥久慈大子を訪れた夏の日を懐かしく思う、秋の夜長。
10月は和名で神無月ですが、これは年に一度全国の神様がその年の行事を話し合う為に出雲大社に集まり、神様が留守になることを由来とします。今風に言えば“神々サミット”ですかね。ですから、逆に出雲地方(島根県)では“神在月・かみありづき”と呼ぶそうです。へぇ~~(解)また、一説には“醸成月・かもなしづき”からの転声とも言われています。これは、その年に収穫された新米で新酒が造り始められる時期だからだそうです。へぇ~~~(酒)そのため昭和39年頃まで酒造年度は「10月1日から」と定められており、蔵元では「酒造元旦」として祝っていました。こうした経緯から昭和53年に日本酒造中央会が10月1日を「日本酒の日」と定めたのです!さて、この晴れの佳き日に新しい仲間が加わりました♪それは…筋金入りの左党であれば知らない人はいないと思われるibazake、結城市の“武勇”です!なかなか御縁がなかったのですが、この度念願叶って武勇さんとお取引きさせて頂けることになりました(祝)ご挨拶に伺う日はワクワクドキドキで、嫁さんと初めて待ち合わせをした遠い日に似た、気も漫ろで落ち着かない一日でした♪
旧友部町にある“郷乃誉”醸造元・須藤本家さんに伺いました。正直、驚きが隠せません…茨城県で40年近くも暮しながら、こんなにも近くにこんな場所があったなんて…世の中の喧騒が嘘のように、静かに、そしてゆっくりと時が流れる…木々のざわめきや鳥の囀りが、すぐ近くに常磐線が通っていることをも忘れさせてしまう…まるでタイムスリップしてしまったかのような別世界!例えるなら“もののけ姫”に出てくる創造描写そのものでしょうか…。蔵元とお会いするのは今回が初めてだったのですが、興味深いお話を多岐にわたり伺え、同時に軽くはないカルチャーショックを受けてきました…。いい酒を造るには、いい米が要る。いい米を作るにはいい土といい水が…そして、いい土といい水を育むのはいい木…自然の循環系サイクルに重きを置く須藤本家の家訓は「木を切るな」…いい木はいい酒にリンクして行く。また、国内だけではなく海外でも高い人気を誇る郷乃誉、にもかかわらず年間醸造量はおよそ1000石(一升瓶換算で10万本)なのは、品質に目の行き届く生産量の限界値だからだそうです。ここが、酒蔵と酒造メーカーの違いなのではないでしょうか?!何万石、何十万石(同一千万本)も生産された酒と、丁寧にじっくり…愛着と郷土の誇りを持って醸した酒、品質が違わぬ訳がありません!しかしながら、同じ“日本酒”として括られている現実に哀しさを覚えた9月末日、欅の木々に囲まれた杜の蔵で松尾神の嘆きが聞こえたような気がします…。
漸く涼しくなってまいりました…夏が苦手な当方には嬉しい限りです♪はぁ~(癒)前回の投稿でフィットの人気について書きましたが、街中で台数を数えているうちにTOYOTAのウィッシュにも相当出会いました。高級車ではありませんが決して安くはないにも拘わらず人気があるところを見ると、この車も2000ccクラスのミニバンの中では価格と性能のバランスが取れている車種のようですね…日本酒で言えば純米酒~吟醸酒クラスで二千円台って感じでしょうか?!ウィッシュなibazakeは霧筑波・特別純米(本生)、大観・純米吟醸黒ラベル、渡舟・濾過前五十五あたりかな♪お酒を車に例えるのは、その方がイメージをつかみ易いと思うからなのです…多々のメーカー(ちなみに酒造メーカーと酒蔵は似て非なるものです…そのお話は何れまた。)があり、幾つかのグレードに分かれ、呑み手(乗り手)の嗜好によって選ばれる。呑み比べの楽しさと車選びは同じではないでしょうか?!ポイントは異なるメーカー(酒蔵)の“同じグレードの物”で比べることですね、ウィッシュと比べるならストリームと…フィットとならヴィッツといった具合に。お酒の場合も同じ価格帯、或いは同規格の酒同士で比較しないと詮無い…あくまでも定価購入を前提としてですよ!値段の高くついた“フィット”ならば適正価格の“ウィッシュ”の方が商品価値は格段に上なのです、だってそもそものグレードが違うのだから。故に、プレミア価格の付いた有名銘柄ならば適正価格の茨酒達の方が明らかに上!これは贔屓目で言っているのではなく、当たりまえだのクラッカー(古)…しかし、知名度では敵わないのもまた事実…。そう…いつの日か、茨酒達が全国の有名銘柄共を席巻することが私のwishなのです!
Hondaのフィットはいったいどのぐらい売れたのでしょう?街中を走っているとかなりの台数を見かけます…大衆車は他にもたくさんありますから“フィット自体”が人気なんでしょう♪価格と性能のバランスが消費者のハートにフィットしたんですね?!フィットだけに(笑)…えぇ。冗談はさておき、これは日本酒の世界でも同じだと思います。嗜好品ですので好みの差はありますが、値段と酒質の吊り合いが取れている物、あるいは酒質が値段を超えている物が優れた酒なのです!しかし、どんなに優れた酒質でも定価2000円のお酒を3000円で買ったのでは意味がありません。例えるならフィットをオデッセイの価格で買うようなもの…違うだろうか?さて、当方にもフィット的なお酒がありますよ♪高くて美味しいのは当たり前!安価なのに旨いからフィットなのです♪それは…霧筑波(浦里酒造店)の人気酒“波留起多里”です!はるきたり、と読みます。服部正一郎画伯の絵画を身に纏う、うすにごりの旨酒…一升2200円でのご提供は左党の舌にFITします♪…しつこいですね(笑)
先日、森嶋酒造の面々と“楽笑居酒屋 藤家(ふじんち)”へ懇親会の名目で飲みに行ってきました。ちょっと隠れた場所にある小さなお店なんですが(店舗情報は吞喰処に)清潔感があってなかなかお洒落な雰囲気♪イケメンなマスターと天然だけど可愛いスタッフに楽しいひとときを過ごさせて頂きました!今回、日立市からわざわざ電車で来てくれた愉快な仲間たちは三人…ネクタイしたまま寝てそうな真面目な専務、いるだけで場の空気を明るくしてくれるラベル張り担当のYさん、大人しいけどよく気がつく洗瓶・瓶詰め担当のKくんです。目の前にあるお酒が商品として届くまでには“造り”だけではなく、様々な“作り”があるのだという当たり前を担当者に直に教えていただきました(汗)作り手の顔が見えるお酒はやはり一味加わり♪とても美味しく、ついつい…。「酒のない国に行きたい二日酔い。三日目にはまた戻りたくなる」です、はい…。
重陽(ちょうよう)の節句の起源は、ほかの節句と同様に古来中国に遡るようです。中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ一番大きな“陽の数”である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句の一つとしてきたのです。へぇ~(解)当方にはあまり馴染みのない行事なのですが、日本でも昔から重陽の節句には菊の花を愛でる風習があると、隆慶一郎氏の著書に書いてありました…花の慶次にですが(笑)氏もかなりの左党だったようで、先述した「町の酒屋」にも酒徒としての所感が掲載されてます。さて、この縁起の良い日に来福酒造の“純米吟醸・ひやおろし”が届きました!うふふ…なんかいいことありそう♪ちなみに原料米は全国でも非常に珍しい兵系18号を使用、ひまわりの花酵母で醸したまろやかな旨酒!乞うご期待!!
府中誉さんより季節商品の太平海・吟醸びん囲いが発売されました!夏期、品質保持のため蔵内で冷蔵保存された原酒は、熟成され丸みを帯びた味わいと膨らみのある吟醸香を携えて秋口に出荷されます。“ひやおろし”とか“秋上がり”などと呼ばれるお酒です。今季の場合、まだまだ夏真っ盛りなので少しフライング気味ですが(汗)太平海は基本的に全て年一回出荷の季節商品なんですが(五種類:詳しくはお品書きに)、発売される度に蔵元である山内さんより手作りの案内ハガキが届きます(写真)商品案内であればメールやFAXで事済むにも拘わらず、敢えて季節を想像させるような手作りの案内状が送られて来るのです…簡単なようでなかなかできることではないと思います。毎回楽しみにしているのですが、効率や利便性が優先される昨今の世の中に於いて、このような“遊び”は受取る側に心の安らぎを与えてくれます♪そしてそれは呑み手への“癒し”として繋がるのだと思います。何故って?!こんなマメな人が手を抜いた酒造りをするわけがないではありませんか!?丁寧に、大事に醸した酒だからこそ、案内状一枚にさえも手間を掛けられるのだと思うのです。
新潟市に一軒の酒屋があります。新潟銘酒の育ての親と言っても過言ではない人物、早福岩男氏の営む早福酒食品店です。越乃寒梅、久保田、〆張鶴などの地酒ファン垂涎の酒を扱う“町の小さな酒屋”なのですが、早福氏は越乃寒梅が世に知られる遥か以前にこの蔵の酒と人に惚れ込み共に歩んで来られたのだそうです…。私は氏の著書「町の酒屋」に感銘を受け、この人のように豊かに生きたいと思い茨酒屋を始めたのです。ちなみにこの本の贈り主は“大観”醸造元(森嶋酒造)専務、志しを共にする蔵元です!また、早福氏本人に会わせてくれたのが勝田駅前でアイリッシュ・パブ“Doyle’s”を営む板垣さんでした…憧れの人へと導いてくれたお二人にはとても感謝しています!早福酒食品店の壁には一枚の書が飾られていまして、そこには「よろこひを客とわかちて ともともに さかえゆくこそ あきないのみち」とありました。生産者(蔵元)、販売者(酒屋)、提供者(料飲店)が同じ方向を向き、消費者(呑み手)と共に喜びを分かち合えたとき皆が豊かに生きられるのだと解釈し、スケールは違えども早福氏の背中を追いたいと改めて思う今日、夏の日。
つくば市吉沼の浦里酒造店より清酒が入荷しました!この蔵のお酒は とても綺麗で女優に例えるなら…そうね、羽田美智子かな。あくまでも個人的な印象ですが(笑) 純米(生)と波留起多里(はるきたり)が当方のオススメ!淡麗でスッキリ♪肴より目立たず控えめな感じにとても癒されます。 お酒には造り手の想いや情熱が反映されるとよく言われますが、それは造り手はもちろんのこと関係者全てに表れる様な気がします…。当店は月初めに納品してもらうのが常なのですが、毎月配送してくれる若い社員の元気な挨拶と歯切れの良い対話にとても元気付けられます!配達に来て商品を降ろす間のわずかな時間で相手に元気を与えられるなんて素晴らしいことだと思いませんか?!会話に夢中で名前を聞きそびれてしまったのですが、彼はあの常総学院野球部の出身だそうで “さすがっ!”と思わずにはいられませんでした。やはり、何かを極めようと頑張った人は“何か”を得ているんですね!何気ない日常に浦里酒造店の酒造りに対する姿勢を垣間見た気がしました。そして当方も改めて地酒道を極めたい!と感じさせられた一瞬でした。
白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり 酒豪の歌人、若山牧水の一句です。“白玉の”とは通常真珠の意味として使われる雅語らしいのですが、 この場合意味が通らないので「真珠のようにきらきらと輝く至極の酒」と解釈すると合点がいきます。 また、時代背景までは調べていないので分かりませんが昔のお酒は“にごり酒”が主流だったらしいので、その比喩だったのかもしれませんが…断然“至極の酒”であって欲しいと思います!もし牧水が現存したならば、どの蔵のどの酒を愛飲したのでしょうか?!白玉と称讃され得る酒はやはり大吟醸でしょうかね♪そんなことを想像しながら呑む酒もまた一興かと。早く秋にならないかなぁ…。当店自慢の白玉は…渡舟・純米大吟醸、霧筑波・知可良、富久心・大吟醸三年古酒、来福・純米大吟醸、大観・九席受賞酒、あたりかな♪いずれの茨酒も甲乙付け難い旨酒達です。
Posted on 9月 9, 2010 by 店主
奇数は縁起のよい陽の数とされ一番大きな“陽の数”である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句の一つとしてきたのです。へぇ~
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商品案内であればメールやFAXで事済むにも拘わらず、敢えて季節を想像させるような手作りの案内状が送られて来るのです…簡単なようで
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