taikan
Posted on 1月 21, 2011 by 店主
~冷ゆることの至りて甚だしきときなればなり~昨日は二十四節気の一つ「大寒(だいかん)」でした。一年中で最も寒さが厳しい時季のことなんだそうで…どおりで冷え込むはずです(寒)さて、大寒の話題を振ったところで紹介するお酒は…お察しの通り森島酒造の“大観”です。こちらは“たいかん”と濁りません。水戸市出身、近代日本画の巨匠・横山大観氏により命名されたこのお酒、現在は六代目となる若き蔵元自らが杜氏として酒造りに専心しております。昨年末に目出度くも新米パパとなった“正一郎の酒”は一人娘を育てるが如く慈しみながら醸されます。お酒には造り手の人柄が表れるとよく言います…生真面目で芯の強い辛口な酒になるはずなんですが(笑)実際に呑んでみての感想は繊細な香りに優しくソフトな口当たり♪どうやら娘を愛でる眼差しが酒にも表れたようです(祝)