桜
Posted on 4月 11, 2011 by 店主
花見と言えば100円玉の表面にも彫られている桜を想像しますが、日本最古の和歌集“万葉集”では桜の花を詠んだ歌よりも梅を詠んだものの方が多く、古の花見は梅の花を鑑賞していたようです。しかし平安時代の“古今和歌集”ではその数が逆転…この頃から桜を愛でる花見へと移り変わったものと思われます。時は流れて江戸時代、徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ花見を奨励したことにより庶民へと広まり、それが現在のお花見の起源と考えられています(爺)花は桜木人は武士などと申しますが、当方の場合は専ら「酒なくて何の己が桜かな」です(笑)風に舞う桜吹雪を彷彿させる“太平海・純米おり絡み”は呑み手を桜の木の下へといざなう…佳き花見を♪