水
Posted on 6月 14, 2011 by 店主
水無月(みなづき)…六月の異名ですが、何故に梅雨で雨の多いこの時期が“水無月”なのか前々から不思議に思っていました。調べてみたところ「地上に雨がたくさん降るので、天に水が無くなってしまう月」という意味なんだそうです(へぇ~)諸説あるようですが、この説が趣がありますね♪水は生命の源…お酒にとっても良質な仕込水が命です。普通に使えるようになって本当に良かった(堵)十王町の山奥にひっそりと佇む“富久心”醸造元の椎名酒造店さんでは近隣雑木山の湧水を仕込水として使用している。花崗岩質の土壌で濾過された弱アルカリ性の軟水は一年間汲置きしても濁ったりせず、水単体で飲んでも非常に美味しい…醸された酒が旨いことは言うに及ばず。手書きのラベルに込められた小さな酒蔵の大きな想いを利けば、十王川のせせらぎが聞こえる(涼)