四度の酒
Posted on 10月 11, 2011 by 店主
“花もみち経緯にして山姫の 錦織出す袋田の瀧” 新古今和歌集に最多の94首が入選している平安末期の大歌人・西行法師にして「これは四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は極められない」と言わしめ、季節の移るたびに訪れたという日本三名瀑の一つ袋田の瀧…別名四度の瀧とも呼ばれるが、これは滝川が四段に落ちることから名付けられたとされる説と前述した西行法師が年に四度訪れたためとされる説がある。今月末には山肌も色付き始め、来月中旬には見頃を迎える…一度目にこの時季は贅沢か(紅)さて、大子町と言えば家久長本店さん、家久長さんと言えば“お燗酒”です♪盛夏に呑る燗酒も乙なものでしたが、気温が下がってくるとやはり恋しくなりますね!差いつ差されつ呑るうちにいつの間にかなくなってしまうのがお燗酒…四度と言わず、何度でも♪お銚子、もう一本!