星あい
Posted on 7月 7, 2012 by 店主
七月は文月(ふみづき、ふづき)とも呼ばれますが、これは書道の上達を祈願し短冊等に歌を書いて葉竹に飾る七夕の行事に由来した「文披月(ふみひらきづき)」から転じたとする説が有力とされています。七夕は短冊に願い事を書くものだと思っていましたが、もともとは技芸の上達を祈るものだったんですね…。BTW、童謡たなばたさまの歌詞にある五色の短冊とは五行説にあてはめた、緑・紅・黄・白・黒なんだそうです。五行説とは古代中国に端を発する自然哲学の思想で「万物は木・火・土・金・水の五種類の元素からなり、互いに影響を与え合いその生滅盛衰によって天地万物が変化し循環する」という考え方…自然の循環系サイクルを重んじる郷乃誉醸造元・須藤本家さんの家訓 「酒・米・土・水・木」 は五行説の流れを汲んでいるのかもしれませんね☆